エヌエフ回路設計ブロック保護リレー試験器RX47022のインプレッション(3)(2022/10/26)
の続き。
(メー タ校正試験)
カタログに
![20221027000632.04.49.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20221027000632.04.49.jpg)
メータ校正試験で
有効電力や力率表示ができるとあって
これはぜひ
試したいと思っていました。
![20221027000633.36.28-2.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20221027000633.36.28-2.jpg)
横河ディジタルパワーメータ
WT230を
三相3線(3P3W)に設定して結線。
NF側電圧設定、電流設定とも
3φ3Wにすると、
![20221027000634.38.27.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20221027000634.38.27.jpg)
自動で上記の電圧電流の形になり、
この状態でV1-I1位相0°(力率1)。
V1,I1の各1要素を可変するだけで
3相一括可変させることができます。
![20221027000635.07.03.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20221027000635.07.03.jpg)
100V,0.570A,位相0℃で
有効電力98.7WとNF側表示、
パワーメータ側も98.69Wで
一致。
![20221027000636.07.40.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20221027000636.07.40.jpg)
100V,0.570A,36.9°で
NF側力率0.800表示、
パワーメータ側で0.7987と
ほぼ一致。
画像では
位相を進みにしてしまっているので
無効電力は0.0varと出ていますが、
遅れ位相で入れたらきちんと
無効電力も表示されました。
3CTの場合や
「外部計器による読み取りが必要」
という試験条件が無ければ
計器校正試験は
これ1台で完結できるので
かなり魅力的です。
スケーリング機能はないので
電圧、電流、電力のVTCT1次換算は
計算でだすしかないです。
あと、
モニタ用端子は無いので
NF〜計器間に
パワーメータ等挟む場合、
電流はシリーズで
繋ぐ必要があります。
今回でインプレッションは終了です。
うまく伝わったでしょうか?
私はとても欲しくなりました。
¥1,800,000(税込¥1,980,000)
しばらく悩む時間を楽しみたいと思います。
****2022/10/28の話****
後輩が見積もりを取ったところ、
すでに8台予約ありと言われたそうです。
急ぐつもりはないけれど、
自分も早く決断しないと
いけない気がしてきてしまう・・・
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