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鈴木研志(すずきけんじ)
電気管理技術者
茨城県つくば市を拠点に、電力会社から高圧電力を供給される工場やビル等の電気設備の保安管理業務および各種測定等試験業務をおこなっております。

このブログでは電気管理技術者(電気主任技術者)として自家用電気工作物の実務に関することや各種業務で経験したことを掲載しています。

逆電力継電器模擬盤の完成と動作チェック

先日のミスからだいぶ経ちましたが

材料がすべてそろい

逆電力継電器模擬盤が完成。

竣工検査をおこないました。

目次

模擬盤のメーカー別逆電力継電器の動作確認

泰和電気工業 TRG-DV30

試験器は

位相特性試験装置 DGR-1000KD | 株式会社 双興電機製作所を使用、

mAの小数点を見るために

キーサイトのハンドヘルドDMMをかましています。

逆電力継電器の試験のため

GR・DGRリレーテスタ GCR-miniVS | ムサシインテック

位相特性試験装置 DGR-5000KD | 株式会社 双興電機製作所

が欲しいという話はよく聞きますし

以前分流抵抗を用意したりもしましたが、

繊細なツマミ操作をおこなえば

DMMで数値は見れます。

R相検出接続ではVTTのU,Wに(E),(T)、

CTTのR,Sに(Kt)(Lt)と繋いで試験をおこなえば

進み145°、遅れ91°から

最大感度角進み207.0°が

確認できました。

三菱電機 CRV1-A01S1

三菱は動作方向を0°側で管理値を取るようになっていますが、

動作原理は泰和と同じなので

泰和の試験配線のままだと

最高感度角208.5°になり、

CTTのR,Sに(Kt)(Lt)からR,Sに(Lt)(Kt)へ繋ぎ変えれば

最高感度角29.5°側になります。

オムロン 形KP-PRRV-CPC

オムロンのトリップは

OVGRがa1(自動復帰)とc1-2、

RPRがa3とc3wと

かすかにわかりにくい。

VTTのU,Wに渡りをいれて

U,Vに(T)(E),

CTTのR,Sに(Kt)(Lt)と繋いで

動作電流は整定値の√3倍となります。

そして、取説の試験例には書いていませんが

R相とT相をCTセンサで監視しているので

CTTのS,Tに(Lt)(Kt)と繋ぎ変えて

T相も試験すべきと考えます。

それと、このメーカーだけ

位相特性試験方法に違いがあり、

整定値の2倍の電流値での動作位相角を見るのではなく、

進み、遅れそれぞれ30°の時の動作電流値が

整定値の1.15倍(×√3)であるかを見ます。

DAIICHI DVRR-72-A140(オムロンZPD仕様)

整定値を呼び出すのに

一番癖が強い機種です。

試験内容はオムロンとほぼ一緒です。

位相は動作値整定の2倍の電流にて

オムロンのままやって最高感度角は遅れ2.5°。

DAIICHIの取説上は180°±5°となっているので

反転して再試験し、

進み182.5°となりました。

考察

それぞれちょっとずづ

表現や操作方法に違いがありますが、

だいたいやることは同じです。

模擬盤も完成し

ワークショップの開催準備も大詰めですので

試してみたいという方は

今後のお知らせをお待ちください。

ACmAが測れるDMMは

持っていほうがいいかもしれません。

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