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つくばの"すーさん"
電気管理技術者
つくば電気管理事務所です。
茨城県つくば市を拠点に
自家用電気工作物(高圧電気需要家)の
外部委託電気保安管理業務
および各種測定等試験業務を
おこなっております。

このブログでは
電気管理技術者(電気主任技術者)として
自家用電気工作物の
実務に関することや
各種業務で経験したことを
随時掲載しています。
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好条件時の太陽光パネルの発電能力

ありがたいことに
太陽光発電所の保安管理を
受託しており、
新しいものなので
いろいろなトラブルや発見を
させていただいてます。

そのうちのとある1件のお客様でのこと。

送変電設備トランス容量 300kVA(6600V/420V)
太陽光パネル1枚150W
①パワーコンディショナ250kW
太陽光パネル1344枚 201.6kW
②パワーコンディショナ100kW
太陽光パネル608枚 91.2kW
発電能力合計292.8kW

上記設備を管理。
とある日に高圧側VCBが
過電流遮断器R相動作によりトリップ。

その時の整定は発電能力以上の
出力はないと聞いていたので、
設備容量の直近上位26.2A CT比40/5A
≒3.5(28.0A)
動作時間はレバー1でした。

ということは発電能力以上の出力が
ある程度長い時間あると考え、
HIOKIメモリーハイコーダ8808-50で


CH1 トランス~パワコン250kWの間にCTセンサー取付、
CH2 トランス~パワコン100kWの間にCTセンサー取付、


CH3 高圧受電盤CT2次へCTセンサー取付

モードは実効値。
トリガ設定を定格電流以上の
現象が出た時だけにし
トリガから5s20DIV(100秒間)計測。
計測期間は
5月22日から
次の月次点検のため訪問した
6月1日まで。
測定器のチャンネルの関係で
電圧測定なし、現象発生時の
気温や日射量の計測は後日記録を確認。

そして、でました。
測定期間中最大値が

5月19日11:59~12:01
CH1 パワコン250kW MAX325A
CH2 パワコン100kW MAX137.81A
CH3 高圧受電盤CTT端子 MAX3.80A(1次側30.4A)

電圧は計測していないので、高圧6400V,低圧410Vと仮定すると
CH1 パワコン250kW MAX230.5kW
CH2 パワコン100kW MAX97.7kW
CH3 高圧受電盤CTT端子 MAX336.6kW

以上のことから、パワコンとしては
能力以上の出力はないが、
太陽光パネルに関しては
気温や日射量によっては能力以上の出力があることを
確認できました。

トランスが過負荷になると分かったが、
①気温が高いとパネルの発電能力が落ちる。
②いまのところトランスの最高温度が60℃程度。
③変電所に大型ファンがついている。

上記から整定値をあげても問題ないと判断、
変更しました。

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