新設太陽光発電所の
使用前自己確認結果届出ですが、
関東東北産業保安監督部
電力安全課
発電係は
現在新型コロナにより、
窓口受付閉鎖されていることから
郵送での提出となりました。
関東東北産業保安監督部の
窓口対応の中止について
https://www.safety-kanto.meti.go.jp/denki/data/20200413madoguchi.pdf
上記に説明文があります。
郵送提出の際、
強度計算の説明者、
電気関係の試験についての説明者が
必要となってたため、
電気は私で
強度計算は
施工会社担当者にお任せして
連絡先を
同封しました。
そして、送付2日目に
ご担当様から
内容の確認問い合わせが来ました。
聞かれたことは
・太陽電池モジュールの架台の接地抵抗は
どのように配線してあるか?導通の確認はやったか?
・変圧器B種接地の電力会社からの計算式は
報告書に添付してあるか?
・低圧絶縁抵抗測定の測定範囲は?
・太陽電池モジュールの耐圧試験は実施したか?
・PCS内蔵以外の保護装置について現場にて
試験は単体や連動でやったか。
・総合インターロック試験、制御電源喪失試験、
負荷遮断試験は現地でやったか?
・負荷遮断試験はどのようにやったか。
規定の運転負荷をすべてやったか?
・負荷試験で、異常な温度上昇、異常振動、
異音の有無と高調波測定は現地で確認したか?
電気に関しては以上だったと思いますが
緊張しながらしゃべったので
抜けているかもしれません。
最後に、
「窓口閉鎖中での郵送手続きで
電話での確認でしたが、
本来は対面で報告書を
確認させていただきながらの
質疑となりますので、
試験報告書の作成と保管を
しっかりしてください。」
とも言われました。
その後、施工会社へ
強度計算に関しての確認の連絡も来て
問題なかったと返答をいただいたので
あとは、捺印済みの届出書控えが
返送されてくれば
完了となります。
正直にいうと、
郵送だと質疑は電話での
口頭質問だけになりますので、
言葉だけで確認するには限界があり
多少甘くなっていたかもしれません。
しかし、
口下手な私が
突然かかってきた電話に
口だけであれこれ説明するのは辛いものがあり、
せっかくいろいろ考えながら
間違いを正して何度も再試験して
何回も修正して報告書を作ったので
見てもらいながら
対面でやりとりができた方が
良かったのでは。
なんて無事審査に通過したから
言えているだけですが。
ついでですが、
今回ほど電気設備技術基準・解釈
(電技と呼んでいる)
を読みこんだことは
これまでなかったなと
思いました。
内容や規格の年数などの変更が
たまにありますので
常に新しいものを用意するため
毎年買い替えをするのを
忘れないようにします。
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