前任の主任技術者が突然
「体調がよくないのでやめる」と
後任の世話もなく
いなくなったので困っている、
と電気工事店から
紹介されて
契約したお客様。
(前任者はNPOを頭につけた
保安法人所属の方でした。
仕事なのに非営利団体
ってことないと思うのですが)
その施設の屋根に
太陽光発電所もありまして、
受託後初の年次点検を実施しました。
地絡過電圧継電器の試験をやろうと、
リレー本体の接点端子より
前面に出てる外部出力端子の方が
楽につなげると思い確認していたら
断線を発見しました。
前任者が点検中に切ってしまったのかと
試験を実施した後で
圧着端子の手直し実施。
作業がすべて終わり
復電すると、
パワコンに”地絡過電圧”の
アラームが出っぱなしで
リレー本体の復帰を行っても
消えません。
おかしいなと考えた結果
断線を直す前の端子が
b接点につながっている。
a接点端子に振り替えたところ、
アラームは復帰し、
念のため地絡過電圧継電器の
テストボタンで動作させてみると
アラームがきちんと出ました。
経緯が謎です。
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