誘導形過電流継電器
日立製作所
形IO式OIJ-R
定格値消費VA 28VA
静止型過電流継電器
三菱電機
MOC-A1T-Rの
定格消費VA 5VA
誘導形と静止型ではだいぶ差があるようです。
RX47022の定格負荷を取説で確認。
62A: I1-com(~17V)で0.34Ω
31A直列 I1-I2(~34V)で1.36Ω
表記がVAではなく抵抗値なので
正直どう判断していいのか
分かりません。
ですので
CTT分離して計器側の抵抗を
DMMで測ってみました。
静止型は約0.29Ω。
誘導形は約0.52Ωでした。
誘導型のほうが抵抗値高めに出ました。
この結果から誘導形は
62A: I1-com(~17V)で
ひっかかることが
なんとなくわかります。
しかし、
コイルのインダクタンスだとすると
測定方法自体いいのかどうか
わかりません。
LCRメーターって
使ったことないのですが、
こういうので測ると
また違うことが
わかったりするでしょうか?
ちなみにこれまでに
誘導形過電流継電器を
試験したことがある
電流3相試験器RX4713は
30Aレンジで0.9Ω。
メーカーや型式にも
よると思いますが
誘導型過電流継電器試験を
RX47022でやろうとすると、
62Aモードでは
過負荷扱いになってしまい、
31A直列モードでは
試験できるが31Aまでしか
試験できないので
実用的ではないです。
あとで、0Aでの電流出力オンで
過負荷になるときの
出力電圧および負荷抵抗値を
実験測定してみたいと思います。
コメント
コメント一覧 (2件)
いつも情報提供ありがとうございます。
昨日、誘導形の東芝OCRを47022で単体で試験しましたが、瞬時は調子良く出来ましたが限時は上手く出来ませんでした。
瞬時はI1-62Aで50A前後(もう狂っていて、かなり設定を下げて動作値が整定値50Aの管理値内に入るように調整)は問題無く出来ましたが、限時ではダメでI1I2-31Aに設定を変更したものの、まだ使い慣れていないのと時間が足りなくなる心配もあり、間抜けにもI2側へ接続を変えてないことに気付かないまま失敗し、予備のBCTで試験器替えしました。※管理値試験で最小2Aでは全く円盤回らず、瞬時では円盤回転
誘導形は、誘導形用のI1I2直列設定を登録しておいて来年やってみようと思います。
ODさん>
コメントありがとうございます。
誘導型だと動く動かないは物によりけりなのかもしれません。
興味深い内容ですので
今後も何か気になることがありましたら
またコメントをお願いします。