先日
で書いた、
定格200mA/1.5mA 定格負担10Ωの
ZCT二次出力電流の値について
よくわからなかったので
本で調べてみました。

200mA/1.5mA 定格負担10Ωの
ZCTを出してるメーカー品は
JEC規格品のようなので、
電気書院が発行している
電気学会 電気規格調査会標準規格
計器用変成器(保護継電器用)
JEC-1201-2007
税込5,610円
茨城県や
つくば市の図書館には
蔵書がなかったので
買いました。高かった。
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200mA/1.5mA 定格負担10Ωなのが
やはり基準とのこと。

試験方法は
定格周波数の
定格零相一次電流200mA
および
定格負担とのことで
先日の自分の実験方法で
合っている、と思う。

そして性能は階級別で
H級 定格零相一次電流200mAで1.2mA以上1.8mA以下
L級 定格零相一次電流200mAで1.0mA以上2.0mA以下
という事で
範囲が広く
けっこーアバウトという事が
分かりました。
単なる変成器で
定電流回路ではないので、
ZCTから保護継電器までの
配線の距離なんかで
インピーダンスが
変わるから
こんなもんということでしょうか。
毎年の試験業務で試験している
富士電機製の
地絡方向+過電流要素が入った
古い複合リレーがあります。
ZCT二次電流での試験のほか

ZCT組み合わせ試験について
書いてあり、
±50%の幅を生じるとのこと。
これまで
動作電流は
動けばいいやという感じなのかなと
深く考えずにやっていましたが、
これでなんでかという事が
学べました。
以上、
珍しく勉強した結果でした。
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