前日
で
意味深に
逆電力継電器試験では
位相特性試験器の
位相を加味すると
書きました。
その理由がこちら。
(すべて電圧100V、電流1A印加にて)
まず
分かりやすいように
電圧電流同相の
電流電圧各1要素の試験器
エヌエフ回路設計ブロック
RX4717の位相計による
位相表示から。
基準電圧u-vに対しての電流k-l
試験器位相0.0°で位相計も0.0°
試験器位相Lag180.0°で
位相計もLag180.2と
電圧に対して
電流は同相とわかります。
つづいて
双興 位相特性試験装置
DGR-1000KD
基準電圧V-Eに対しての電流kt-lt。
位相0°で位相計はLag181.7°表示。
試験器 Lag175°(180°までは振れない)で
位相計もLag355.2°(Lead4.8°)と
電圧に対して電流は逆相です。
ついでに
双興 位相特性試験装置
DGR-3100CVK
基準電圧V-Eに対しての電流kt-lt。
位相0°で位相計はLag179.6°表示。
試験器 Lag175°(180°までは振れない)で
位相計もLag354.6°(Lead5.4°)と
電圧に対して電流は逆相です。
ムサシインテックの試験器は
家にないので示せませんが、
位相特性試験器は
双興と同じく
kt-lt逆相なっています。
ただしミノムシクリップの色だけ
ltを赤にしていたはず。
~~~~~~追記~~~~~~
電流が逆になっているような
書き方をしてましたが、
EVTやZPDで
Eが+極性になるので
電流の向きというより
電圧の極性が違う、と
指摘を受けました。
誤ったことを書いてしまい
申し訳ありませんでした。
下記の本の一部引用↓
~~~~~~~~~~~~~~
地絡方向継電器試験で
表示通りに接続して
試験しやすいよう
メーカーのやさしさで
そうなっているかと思います。
ではなんでそうなのかというと
私に理論は説明できないので
書籍とかでご確認ください。
私の手持ちだと
たとえば
オーム社出版の
そんな関係のことが書いてあります。
メーカーで品切れとなっているので
廃版かもしれません。
検索してみたら
茨城県立図書館には
蔵書されているようです。
さらに検索していると
↑か↓が代わりに引っかかるが
どうでしょう?
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