エヌエフ回路設計ブロック保護リレー試験器RX47022のデモンストレーション(2022/10/26)
からの続き。
NFの新作リレー試験器
RX47022のインプレ(1)。
●まずは、見る前から気になっていたこと。
・操作シートパネルの質感、使い勝手、
反応は?
表面は艶があって、
そう簡単に砕けることはなさそう。
RX4717系みたいに
電卓打つような感じには打てないけれど
反応はとてもよくサクサク入る。
ボタンを押してる動画↓
方向キー(矢印キー?)は以前のように
項目選択と粗調/微調が分かれておらず、
1つで両機能をこなします。
・サイズ感?
高さ350mmでほかのNFより低く、
RX4744より幅は広いそう。
重量16kg。
・電源コード入力は?
左側側面。
・ほかのNFと同期はできるか?
同期等端子はまったくなし。
オプション注文で
追加することもできない。
・高調波出力やDC出力モードは?
なし。
・補助電源にACとDCが使えるが、電圧の選択は?
電圧はACで~240V自由可変、
ACは電源入力電圧がそのまま出力電圧になり
電源200Vで使用する場合は
200V出力禁止/許可設定が出来る。
DCは20V~200V自由可変か
+24V,+48V,+110V,+200Vの
固定可変選択可能。
まれに出てくる
制御電源AC200Vの漏電リレー試験では
ありがたい。
電源入力電圧なのでAC200Vは入れられません。
AC,DC出力端子が
別になっていることも
間違い防止にいい感じ。
・液晶表示の見やすさ、モディファイ使用時の数値追従性は?
カタログで見た液晶は
ムサシインテックの
GCR-miniのように見えていたので
モディファイしたら
ボヤボヤ滲むのではと心配していたが、
くっきり表示で見やすく
モディファイ操作時の数値の動きは
RX4717系並みにサクサク動く。動画↓
・位相表示の遅れ360°と遅れ180°~0~進み-180°の切り替えは?
切り替えは特になく、
0°からモディファイ操作だと
+も-も180°に向かって動くが、
300°とテンキー入力すれば300°になる。
360°から0°過ぎまで
動かして戻した場合の
操作までは試すの忘れてて未確認。
・トリップを接点モードのとき誤って電圧トリップを
入力してしまった場合壊れないか?
昔のREX時代までは
壊れることがあったが、
RXが付くものはすべて改善されていて
焼けないとのこと。
●他注意事項
・付属品は、上蓋と電源コードのみ。
電圧、電流、トリップ、補助電源コードは
各自での用意が必要。
・ボタンやトリップ時のビープ音は?
設定でON,OFF可能。
・動作モードは?
急変モードのみ。(動作、復帰時間測定はあり)
スイープはなし。
・数値のテンキー入力の時、
RX4713系は画像の上○のところに
数値確定するまでの点滅数値表示が出たが、
RX47022は下○の右上くらいに
分かれているので、慣れるまでちょっと見にくいかも。
・私は気になりませんでしたが、
S君は端子とパネルの隙間が
気になると言っていました。
・今年度の出荷計画台数は20台とのことで、
昨今の部品調達情勢もあるので
あくまでも計画とのことでした。
エヌエフ回路設計ブロックRX47022のデモ機インプレッション(2)(2022/10/26現在)
へ続く。
※インプレッションは
上記日時の物であり、
今後バージョンアップで変更がある
可能性があります)
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