毎朝日が昇ると
PCS3台分の
直流地絡警報メールが届く
太陽光発電所があります。
しかし数か月前から草ボーボーで
パネル周辺には入れないので
未対応でした。
(パネル下草ボーボーが主な原因だと
睨んでいました)
先日月次点検に行ったときに
除草が終わっていることを
確認できたのですが
まだPCS1台分の直流地絡が
継続していたので、
絶縁不良探査を
発電が始まる早朝のうちにスタート。
ついでですが、マルチとHIOKIのPVメガ
使い比べもやりました。
絶縁が低めな回路だと
測定値に大きな違いが出るようで
判断に困りました。
まずは対象PCSに連なる
集電箱にて不良回路のある
接続箱を特定。
ここで不思議な現象に遭遇。
接続箱一括測定にて0.004MΩでしたが、
分岐をすべて個別で測定すると
絶縁不良が消えてしまいます。
そこで一括測定しつつ
1回路ずつ入切していったところ
左から3番目を切ると
絶縁回復するので
その回路が不良だと判断。
しかし個別では絶縁良好。
どういうことでしょう?
ほかのストリングの電圧が乗った時だけ
地絡???よくわかりません。
動画でも撮りました↓
こんな時はHIOKIのメガのほうが
測定値がホールドされないので
わかりやすい。
長くなったので~その2~に持ち越します。
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