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つくばの"すーさん"
電気管理技術者
つくば電気管理事務所です。
茨城県つくば市を拠点に
自家用電気工作物(高圧電気需要家)の
外部委託電気保安管理業務
および各種測定等試験業務を
おこなっております。

このブログでは
電気管理技術者(電気主任技術者)として
自家用電気工作物の
実務に関することや
各種業務で経験したことを
随時掲載しています。

直流地絡の原因探査~その1~

毎朝日が昇ると

PCS3台分の

直流地絡警報メールが届く

太陽光発電所があります。

しかし数か月前から草ボーボーで

パネル周辺には入れないので

未対応でした。

(パネル下草ボーボーが主な原因だと

睨んでいました)

先日月次点検に行ったときに

除草が終わっていることを

確認できたのですが

まだPCS1台分の直流地絡が

継続していたので、

絶縁不良探査を

発電が始まる早朝のうちにスタート。

ついでですが、マルチとHIOKIのPVメガ

使い比べもやりました。

絶縁が低めな回路だと

測定値に大きな違いが出るようで

判断に困りました。

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まずは対象PCSに連なる

集電箱にて不良回路のある

接続箱を特定。

ここで不思議な現象に遭遇。

接続箱一括測定にて0.004MΩでしたが、

分岐をすべて個別で測定すると

絶縁不良が消えてしまいます。

そこで一括測定しつつ

1回路ずつ入切していったところ

左から3番目を切ると

絶縁回復するので

その回路が不良だと判断。

しかし個別では絶縁良好。

どういうことでしょう?

ほかのストリングの電圧が乗った時だけ

地絡???よくわかりません。

動画でも撮りました↓

こんな時はHIOKIのメガのほうが

測定値がホールドされないので

わかりやすい。 

長くなったので~その2~に持ち越します。

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