JECA FAIR 2013(電設工業展)行ってきました。
電気の仕事に携わって以来
2年に一度東京でやるときは
かかさず行っています。
見てるとやはり、太陽光発電関係、
電力監視関係が多かったのかなと
いう印象です。
今回行く前から
とても気になっていたものがありまして、
エヌエフ回路設計ブロックの
新しい保護リレー試験器RX4744です。
実は電流3要素のRX4713と
電圧3要素のRX4718を
今年導入した矢先なんで
能力や使い勝手、試験効率の差が
どの程度か興味深々。
実際に操作もさせていただき
現行機との違いを
体感してきました。
メーカー様ありがとうございました。
本体自体は15kgとRX4713の26kgより軽いのに、
1台で電圧4要素、電流4要素の優れもの。
出力は各相250V、各線20A(合算80A)。
トリップ端子が進化していて、
今までの物は無電圧接点端子と
電圧接点端子が分かれていて、
無電圧接点端子に電圧接点を
つなげて試験してしまうと
内部回路が壊れるということがあったのですが、
(わたしは壊したことありませんが)
今回はトリップ回路は共通で
試験器操作で無電圧、有電圧を設定、
無電圧設定で有電圧接点をいれても
壊れないそうです。
メーカーいわく、「その故障が多かったので
改善しました」と言っていました。
操作の感じはというと、
いままでとはかなり違う感じで
戸惑います。
その辺は慣れでなんとかなるかもしれませんが、
1点だけ気になったことがあって、
それは出力値を上げ下げするグリグリの
反応が悪かったこと。
ゆっくり回せば数字はついてくるが
はやくまわすと空振りして上がってこない。
OCRの瞬時要素を手動で短時間で
やることを考えると芳しくない。
たぶんスイープモードでやればいいのだろうけど、
設定するより手動のほうが早いから、きっとみんな
こまるんじゃなかろうか。
価格は400万円台、ユニットを重ねるよりは
安いけど、とても個人じゃ手が出ません。
いい車買えますね。
~後日談~
NFと取引がある会社の人に
聞いたところ、
ダイヤル可変は改善されていて
反応がよいらしい。
(過去の記録)
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