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つくばの"すーさん"
電気管理技術者
つくば電気管理事務所です。
茨城県つくば市を拠点に
自家用電気工作物(高圧電気需要家)の
外部委託電気保安管理業務
および各種測定等試験業務を
おこなっております。

このブログでは
電気管理技術者(電気主任技術者)として
自家用電気工作物の
実務に関することや
各種業務で経験したことを
随時掲載しています。

互換性があるZCTのはずだが

2017年に

リレー試験業務を請け負い

それからしばらく

呼ばれていなかった現場から、

ひさびさに依頼を受け試験してきました。

以前DGR1台がIo動作値管理値範囲外で

指摘をさせていただいたことがあり、

交換されていました。

(1台だけ泰和 SHG-DA11に更新済み、

他3台は異常ないので旧型SHG-M21のまま)

Io整定値0.1Aなので

動作範囲は90~110mAのところ

130mAで動作しました。

新しいのに管理値不良とは気に入らない。

不良DGR回路には分割型のZC-65T

健全DGR回路では貫通型ZHB-13という

違いはありますが、

取説や継電器名板の

組み合わせZCTの項目に

両方とも互換性のある製品として

載っているので問題はないはず。

施工方法もほぼ同じだし

距離が遠いわけでもない。

試験端子kt-ltに電流0.1Aを流し

Z1-Z2の電圧をテスターで当たってみました。

(測定方法がこれでいいのか正直自身がない)

不良DGR回路の分割型ZC-65Tの回路では

7.5mV。

ZHB-13だと

10mV出てました。

ということは出力に誤差がある? 

試しに、健全DGRで使用されている

ZCTからZ1-Z2をもらって試験して見たところ、

0.098mAで良という結果が出ました。

後日泰和電気に聞いてみようとは思いますが、

こちらの主任技術者に相談したところ

ZCTの誤差はありそうだが

リレーは正常動作しているし

運用上問題ないと判断していただき

このまま使用していくという結論に

なりました。

~~~~2020/09/23後日談~~~~

分割型ZCTには注意が必要

製造メーカーより回答をいただきました。

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