先日
で書いた発電所の低圧電路の
耐圧試験について、
私のブログを
厳しくチェックしている先輩から
電話があり、
「電圧は使用電圧420Vなので
試験電圧は500V未満の500V」
は間違っているとご指摘を
いただきました。

正しくは、
「最大使用電圧の1.5倍の電圧が
500V未満の場合は500V」
であり最大使用電圧の1.5倍を
試験電圧として
かけねばならないとのこと。
この記事にも出ているぞと
言われました。
電気技術者の交流掲示板
(上記作者に掲載許可を依頼、
許可をいただけただけではなく
貴重な耐圧に関する資料まで
いただいてしまいました。
ありがとうございました)
サイト移行に伴い削除

電技解釈 第1条に最大使用電圧は
載っており、1000V以下は
使用電圧の1.15倍ということはわかりましたが、
ここには使用電圧(公称電圧)はいくつと言うことは
載っていなかったのでさらに調べると、
経済産業省のページ
safety_security/industrial_safety/sangyo/electric/detail/setsubi.html
にある電気設備の技術基準の
解釈の説明から
1000V以下の公称電圧は
400Vだと判断。

ですので、今回の420V回路の試験電圧は
最大使用電圧(公称電圧400V×1.15)×1.5=690V
であると判断しました。
そして届け出直前なので
急いで再試験。


届け出前に修正できて
助かりました。
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