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つくばの"すーさん"
電気管理技術者
つくば電気管理事務所です。
茨城県つくば市を拠点に
自家用電気工作物(高圧電気需要家)の
外部委託電気保安管理業務
および各種測定等試験業務を
おこなっております。

このブログでは
電気管理技術者(電気主任技術者)として
自家用電気工作物の
実務に関することや
各種業務で経験したことを
随時掲載しています。

経験者から新情報を得て急ぎ追加試験

 午前中、某医療機関で

年次点検手伝いがあり

4名の技術者で点検実施。

(新型コロナの影響で

短時間最小限の

点検作業でした)

作業後に談話していたら

ちょっと前に太陽光発電所の

使用前自己確認の届け出を

行ったという先輩の話が聞けました。

一発では受理されず

その理由の一つとして

低圧電路の耐圧試験未実施が

引っ掛かったとのこと。

トランス2次側電路は

絶縁抵抗測定だけで

いいんじゃないかと

思いこんでいたので

帰って技術基準を

読み返して見ました。

見つけました。

電技解釈 第16条第6項

発電所の電路はケーブルの形式試験等の

確認がなければ耐圧が必要になるようです。

—————————-

電圧は使用電圧420Vなので

試験電圧は500V未満の500V。

上記は誤りでした。

早とちりしてしくじったのでリカバリー

—————————

まだ届け出に行ってなくてよかった。

ですので、ほかの自己確認検査のついでに

追加試験しました。 

停電して

変圧器2台の2次側を渡りを入れて、

変圧器2次からPCS33台交流側全一括1発で。

耐圧前500Vメガを当てたらかなり

充電したので

充電電流はかなりありそうでしたが、

先に

KIKUSUI

TOS5051

を準備してしまったので

だめもとで印加しましたが

一括では容量不足で試験できず。

※試験器の充電電流設定失敗の

せいかもです。

 普通にいつもの耐圧試験セットに変更し実施。

通常10350Vをかけるための試験器で

500V出力だと、試験器側5V出力に

しなければならず

さじ加減が微妙。

過剰な電圧を出してしまったら

機器を痛めかねないかなと心配だったので、

対地間にデジタルマルチメーター繋いで

印加電圧は直読しました。

静電容量は測りませんでしたが、

充電電流は100mAでした。

これで使用前自己確認届出一発受理へ

一歩前進できたでしょうか。

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