先日の
冷え込んだ朝だからか | とある電気管理の位相転移〜フェイズシフト〜
朝っぱらから 契約太陽光発電所より 警報が連発しました。 重故障や軽故障の 外部トリガのようですが、 とくに発電が止まった様子もなく 変だなと思いました。 原因を調べ…
太陽光発電所が運転停止しないが
ほんとに出ているのか?と思う
謎の軽故障、重故障多発の調査を
月次点検の時に実施しました。
遠方監視装置は
近計システム製です。
DI4″軽故障は”DI5″重故障”で
クローズ表示と
オープン表示を
繰り返していました。
よくわかりませんが
間に入っているこの機械の
グリーンランプがつくと
クローズになるようです。
キュービクルからPCSへの
配線渡りは
エフレックスに入って繋がっています。
草刈等による外観ダメージ等は
ありませんでした。
キュービクルからの警報は
各盤のマルチメータに接点が入力され
RS485通信という方式で
遠方監視装置へ
一括で送っているようです。
DMM取説から
警報入力”入””切”の
確認方法操作があったので、
監視装置側がクローズ表示になったときに
DMM表示に変化があるかを
確認しました。
表示に変化はなし、
よって警報は発生していないことが
分かりましたが、
ではDMMから
不必要な警報出力が
されていないかと言われると
確認しようがありません。
この調査の結果から
・キュービクルのDMM警報出力異常
・キュービクルのDMM~遠方監視装置間の配線の異常
・キュービクルのDMM~遠方監視装置間の中継機器異常
この三つに絞りましたが
これ以上私には調べようがないので
設置者様に施工会社へ調査改修依頼を
していただくようお願いしました。
わずらわしいので
早く正常監視に戻ってほしいです。
コメント
コメント一覧 (2件)
いつもブログ見てます。
RS485のケーブルがツイストペア線ではない為に信号にノイズが乗って異常発報しているのではないでしょうか。
たるさん>
コメントありがとうございます。
QB~PCS間は被覆付きケーブルが使われているので
ツイストかどうかはわかりませんが
シールド付きではあります。
ノイズが発生するような周辺環境の変化があるなら
そんな可能性もあるのかもしれませんが
すでに10年経過した施設でこれまでなかった出来事ですので
どうかなとも思います。
設置者様には
施工会社に対応していただくよう
連絡してあるので
私は結果を待つのみです。