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つくばの"すーさん"
電気管理技術者
つくば電気管理事務所です。
茨城県つくば市を拠点に
自家用電気工作物(高圧電気需要家)の
外部委託電気保安管理業務
および各種測定等試験業務を
おこなっております。

このブログでは
電気管理技術者(電気主任技術者)として
自家用電気工作物の
実務に関することや
各種業務で経験したことを
随時掲載しています。

位相特性試験器-分流回路電流の位相差は?

昨日の

分流用抵抗とDMM内部のシャント抵抗で

位相がずれるかの確認。

DGR-1000KD、分流用抵抗、DMM、位相計を繋いで

試験器電圧と分流回路側電流を位相計に入力し、

試験器側位相計と分流電流の位相差を見比べてみました。

分流回路側は

昨日の試験と同じ条件で

20mA。

遅れ30°にて
進み90°にて

この回路では

位相のズレはほぼ出ませんでした。

ということは

現場盤の計器や表示ランプ、過電流継電器などを含めた場合に

位相がずれるのだと考えられます。

結論

逆電力継電器試験で分流による微小電流にて位相試験を行う場合

(位相計を回路に直接入れていない場合)

VTT,CTTからの試験では

試験器と分流電流とで位相が進み側にズレることがあります。

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