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つくばの"すーさん"
電気管理技術者
つくば電気管理事務所です。
茨城県つくば市を拠点に
自家用電気工作物(高圧電気需要家)の
外部委託電気保安管理業務
および各種測定等試験業務を
おこなっております。

このブログでは
電気管理技術者(電気主任技術者)として
自家用電気工作物の
実務に関することや
各種業務で経験したことを
随時掲載しています。

引出形の誘導形保護継電器試験

予備フィーダーに追加された

新設ケーブルの耐圧試験(直流)、

ケーブル直流漏れ電流試験と、

これまで休眠していたリレーの

試験を実施してきました。

過電流継電器 三菱電機 CO-18I-D

地絡方向継電器 三菱電機 CWG-2B-D

誘導形がまだ現役の現場でした。

いまどきのデジタルリレーより頑丈で

かなり高寿命だと思います。

最近の定番

電圧2相電流2相保護リレー試験器 RX47022 – 電力用試験器 – 保護リレー試験器 – エヌエフ回路設計ブロック (nfcorp.co.jp)

使用して試験をおこないました。

誘導形のDGR(67)試験では

試験器のVo出力容量がある程度必要になるため

過去にも書いたことがありますが↓

試験器準備に注意が必要です。

三菱の引出形誘導形保護継電器は

こんな端子です。

上の刃受けにテストリードを接続しますが、

ワニ口クリップ大ならギリギリ、

パワークリップ化していると

直接嚙めません。

圧着端子を刃受けに差し込めば

直接クリップを噛ませやすいかと思います。

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コメント

コメント一覧 (5件)

  • 保護継電器単体の試験とするならば、IoはZCT二次電流を流して試験しましたか?

    • くろさん>
      コメントありがとうございます。
      ここで試験しているDGRはJEC準拠品のZCTで使用するもので、
      管理値はZCT二次電流になっているので直接入力で試験しています。
      CWG-2B-R管理値

      • 返信ありがとうございます。
        RX出力のみで試験できましたか?
        67直接入力の試験で零相電流アダプタを使用しないと管理値外れが出た現場がありましたもので(違いはなんなのか)

        • くろさん>
          RX47022のみの直接入力にて管理値内での動作が確認できました。

          検索しまして
          零相電流アダプタ As-535
          これのことかと思いますが現物を見たことがありません。
          当方の経験も少なく
          どういう場合に管理値外れが出るのかはわかりませんが、
          機種による電流出力の定格負荷の違いだったりしないか
          各種仕様を確認してみました。

          RX47022 微小電流出力20mAレンジ 定格負荷100.0Ω
          RX4717 4Aレンジ(最小分解能0.01mA)25Ω 
          古い機種 REX4707A 4Aレンジ(最小分解能1mA)2.5Ω 
          地絡方向継電器CWG-2B-R 電流コイル インピーダンス10Ω以下 直接抵抗3Ω

          古い機種だったとしたら
          電流レンジの
          分解能が荒すぎるし定格負荷も足りていないので
          零相電流アダプタが必要だったり
          電圧3要素のNFで抵抗とmA電流計入れて電流作ってみるなんてことが
          必要なのかなと考察しました。
          くろさんが管理値はずれたときにどの機種を使ったかで
          話は変わってくると思われます。

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