毎年お正月時期に
年次点検を行う現場(採石場)での
お手伝い。
昨年受電盤が更新されたので
ピカピカです。
送り出しに
電流引き外しのVCBとOCRがあって、
DGRもついているのですが
地絡方向継電器自体は電圧トリップなんで
MGX-1形電流トリップ補助箱|三菱電機(mitsubishielectric.co.jp)
が付いていました。
こういうのは昔
光商工のCF-15を見かけましたが
久しぶりに感じます。
通常時、
OCRの電流トリップ出力が
VCBトリップコイルへ直結回路になっています。
DGR電源のブレーカーから
DGRのP1-P2に入り、
P1からDGRトリップ接点を経由し
補助箱のP1に入る。
補助箱のP1から
VCB入でONになるパレットスイッチを経由して
補助箱のS1に入っています。
DGRが働くと
補助箱内リアクタ経由で制限された電流が
トリップコイルに流れてVCB動作、
VCB切でパレットスイッチがOFFになり
トリップコイルへ引き外し電流流れっぱなしを
防止する回路になっています。
近くのPASの試験を
双興電機製作所/ADGR-1000HK (soukou.co.jp)で
おこなったので
そのまま三菱 MDG-A3V-Rも行ったのですが、
Voが1/10のため自動では試験出来ないので
試験器操作者が悪戦苦闘していました。
操作のコツは下記の関連記事を参照。
自動位相特性試験装置ADGR-1000HKの裏技・・・か | とある電気管理の位相転移〜フェイズシフト〜
先日、計器校正で 双興電機製 自動位相特性試験装置 ADGR-1000HK の手動試験時ダイヤルでの 数値上昇が遅くて面倒と 記事を書きました。 ところが、知り合いの技術者より …
コメント