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鈴木研志(すずきけんじ)
電気管理技術者
茨城県つくば市を拠点に、電力会社から高圧電力を供給される工場やビル等の電気設備の保安管理業務および各種測定等試験業務をおこなっております。

このブログでは電気管理技術者(電気主任技術者)として自家用電気工作物の実務に関することや各種業務で経験したことを掲載しています。

接地抵抗測定用50mコードは失敗作

ちょっと前に

この作ったロングコードで

接地抵抗を測ったところ

管理値オーバーとなり、

使うのやめたらOKになった、

なんてことがありました。

もしかしてコード自体の抵抗が・・・

なんて思いつつ

しばらく確認していなかったので、

自分の契約需要家様の年次点検にて

改めて使ってみました。

1号柱のA種接地抵抗を

SOG制御箱のZ2で測定。

普通に

測定器付属のコードで測定し、

8.0Ωと良好。

次にE端子からロングコードを繋いで

再測定したところ

12.0Ωと出ました。

4Ωも高く

管理値オーバーに

なってしまいました。

ネットから拾った資料によると、

0.75sqの最大導体抵抗は25.8Ω/kmですので

50mだと1.29Ωくらいかと思いますが、

実際にテスターで抵抗を当たったら

約2.6Ωありました。

接地抵抗測定での4Ωとテスターでの2.6Ωは

直流、交流測定で違いがある?

補助極としてなら使用可能だと思いますが、

測定極用としては失敗作です。

せめて

5.5sqで30mくらいなら

約0.1Ωプラスアルファ程度かと思うので

使い物になるでしょうか?

そもそも

このコードは手抜きのため物で

測定距離を伸ばすこと自体

正しい測定ではないと

分かったうえでのお話です。

〜追記〜

Xでなるほどと思う

ご意見をいただいたので

早速検証してみました。

巻いたままのコードを測定

Z 3.25Ω

L 4.52mH

C -558μF(?)

R 1.56Ω

延ばしたコードを測定

Z 1.12Ω

L 77μH

C オーバーレンジ

R 1.12Ω

延ばしたら

インダクタンス分が消え

インピーダンスは

2Ωほど下がったことから

コイルになっていたことが

わかりました。

そして伸ばした状態では

電線の仕様書に近い数値になりました。

リールに巻いた測定ロングコードを

引き出して使う手間を惜しむのなら

無闇に

長いものを作るものじゃないなと

思い知りました。

以前

受変電設備に関する測定で

LCRメータを使うなら

測定周波数50Hzが望ましいのではないかと

購入時思っていたのですが、

ハンドヘルド型は

100Hzからの物しか

これまで見当たりませんでした。

そして、つい最近

今年5月に発売されたらしい

これを発見↓

計測器ワールド(日本電計株式会社) / LCR-1010 LCRメータ インステック/テクシオテクノロジー

思い描いていたものを

見つけた喜びから

大して使えもしないのに

散財しました。

Amazonや楽天での

取り扱いがない機種なのが

残念でした。

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • 私も以前、0.3sqの線で試したことがあります。
    10mの長さでも、接地抵抗が1Ω以上高く出ました。
    0.75sq以上の太さがあれば、問題無いと思います。

    接地線の長さは30mが使い易く感じます。
    5階建てのビルの屋上から地上まで届きます。

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