ここ何年か流行っている
グランピングの
電気設備を管理しています。
![20230703212720.16.04-1.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20230703212720.16.04-1.jpg)
隔月の月次点検で
電灯回路の電流計の
指針振れ方が
おかしいことに
気が付きました。
![20230703212721.29.13-1.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20230703212721.29.13-1.jpg)
通常N相の電流は、
R相-T相でR,Tより
大きくなるはずはないのですが、
N相が
一番大きな値を示していました。
宿泊施設なので
使用するのは夜がメインのため、
昼間は負荷が少なく
これまで日中の点検では
指針の振れがほぼなかったのが
発見遅れの原因です。
![20230703212722.06.42-1.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20230703212722.06.42-1.jpg)
ここは
グランピングで使用するため
約2年前に
電灯トランス増設交換があり
電流計とCTも交換されています。
今更配線間違い発見かと
恥ずかしく思いながら、
安全を確認しつつ
ちょっと盤裏に
体を入れてみました。
![20230703212723.06.14-1.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20230703212723.06.14-1.jpg)
まず
切替器付電流計の配線は
問題ないことを確認。
![20230703212726.05.58-1.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20230703212726.05.58-1.jpg)
CT端子は左がK,右はLなので
左から右にと
入るように配線するはずです。
![20230703212724.05.39-1.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20230703212724.05.39-1.jpg)
R相側は
左A11で右A12と
問題なし。
![20230703212725.05.44-1.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20230703212725.05.44-1.jpg)
T相側ですが、
A13→A12と
繋がなければならないところ
左A12で右A13となっており
間違いはここだと確信しました。
![20230703212728.06.36.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20230703212728.06.36.jpg)
上は正しい配線図。
切替器付電流計配線図を拝借)
![20230703212727.06.36-1.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20230703212727.06.36-1.jpg)
この誤った配線図のように
なっていたということです。
![20230703214810.16.01-1.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20230703214810.16.01-1.jpg)
次回年次点検での
手直し課題として
盤内にメモを
残しておきました。
増設竣工検査の際は、
工事店お任せではなく
自分で配線確認も
おこなわないと
ダメだなと反省です。
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