試験業務として
専任主任技術者がいる
事務所施設での
年次点検作業を
おこなってきました。
(現場の環境条件を追記)
この現場は
数年前まで事務所として
使われていたのですが、
現在移転し無人です。
通信設備と
施設維持のためだけに
受電されているので、
年間通して
あまり負荷がかかっておらず、
変圧器等の熱が上がらないせいで
キュービクル内は
結露による劣化が
進行しやすいと予想されます。
これは高圧受電盤のVTです。
左はVCB操作用、中と右は計器用です。
右側のVTがかなり傷んでいました。
端子から青い粉が吹いていて緑錆に見えますが、
たぶんKIPの可塑剤がにじみ出て
乾いて粉になったのではと思います。
ウエスで水拭きしました。
まだ5月なのに
気温30℃越えの日でしたので
すぐ乾きました。
表面の艶はなくリーク痕もあります。
ちなみに、
過去に変色したレジン碍子を
アルコールで
清掃したことがありましたが、
艶がすべて取れてしまったことがあるので
樹脂が痛んでいる場合
水拭き程度にしておいたほうが
無難です。
応急処置で
絶縁保護膜を期待して
レクステンドを吹いては乾かすを
3回程度繰り返してみました。
艶は復活しませんが
色はなんとかなった気がします。
いつ
更新されるか気になるところです。
先に書いた通り
この日は気温30度越えの
急な真夏日という事で
今年初の空調服を使いました。
現場作業する人には
当たり前になってきた空調服ですが、
欲しいデザインとサイズは
かなり早めに手配しないと
猛暑予想が出てからでは
全然間に合わないので
6月中に選定、注文すべきです。
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