集合住宅の共用部、
共用フロア、エレベーター、水関係に
使われている
高圧受変電設備。
借室からの
屋外キュービクルへ至る
高圧ケーブル、
LBS、
DGRとZCT,ZPDの
更新工事がありました。
工事当日、
スタートでバタバタして
検相を忘れたことがあるので
前日に
予備ブレーカー回路で
検相をおこない、
終わるまで検相器は
つけっぱなしにしておきました。
LBSは取り付け前に
単体で耐圧試験を実施。
ケーブルは通線後
両端から
端末処理が進みました。
借室なので
SOG付PASがないし
年次点検での
ケーブル測定結果が
思わしくなく
心配でしたが
CVT(EE)ケーブルで
更新になったので
しばらく安心です。
CVT(EE)ケーブル専用で
架橋ポリエチレンンの
剥ぎ取りに
こんなストリッパーを
使用していました。
電力会社に
剥ぎ取り長さを45mmで
指定されていましたが
かなり作業が快適そうでした。
LBSの最終締め付けトルク確認に
Bluetoothで
スマホに測定値を表示し
リミットを音で知らせる
おもしろいデジタルトルクを
使用していました。
だいぶ工具好きな電工さんと
みました。
すべての工事が完了し、
ケーブル耐圧試験と
地絡方向継電器と
LBSの連動試験を行い、
東京電力に
接続してもらったのち
受電、検相確認、復電にて
完了です。
借室~QB間のケーブルは
なかなか通らず
苦戦していました。
どうやら途中地盤沈下で
エフレックスが
つぶされているのでは、
との見解でしたが
無事貫通して
安心しました。
次回ケーブル更新は
20~30年後になるだろうが
そのころには
まだここがあるのか、
設置者は
変わっているかもだし、
そもそも
私は
引退しているかも
しれません。
次回ケーブルを
同じ配管で
更新するのは
リスクがあると思ったので
思い出をキュービクルに
残しておきました。
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