新設で開業1か月目の
医療機関の現場。
当方で設置した絶縁監視装置から
電灯3バンク、動力2バンク分から
一斉に漏電の警報あり。
雨だからかなと現場に行って
漏電探査作業を行いました。
![20221206205921.57.58.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20221206205921.57.58.jpg)
HIOKI
クランプオンハイリークハイテスタ
3293-50(廃盤)
+
マルチ計測器
LAD-800リークアダプタ
で探査。
一番ひどい漏洩電流だったのが
電灯の1回路で
10:1なので
0.725A=7.25Aと負荷電流駄々漏れでした。
![20221206205922.59.06.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20221206205922.59.06.jpg)
不良回路を特定し、
照明や換気扇でしたので
ブレーカー開放。
数バンク同時で出ていた
警報はいっぺんに消えました。
![20221206205923.29.22.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20221206205923.29.22.jpg)
とりあえず投入禁止にして
施工した電気工事会社へ連絡、
30分くらいで
若い衆4人連れて親方が来てくれて
対応してくれました。
原因は換気扇で、
見えるところでは
わからなかったが
ばらしたら漏電が消えたので
配線が振動で徐々に食い込み
漏電したのではとの話でした。
無事原因を取り除けて
安心しました。
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