とある事務所ビルで
早朝年次点検を実施。
電灯、動力トランス2台の
PF-S型キュービクルで
作業時間は1時間。
所内一括
絶縁抵抗測定値が500MΩ。
LBSや母線の
茶色いレジン碍子に
直接メガを当てても
>2000MΩなので
トランス内絶縁油の
劣化と思われます。
色と匂いから
電灯トランスのほうが
よくなさそうです。
帰ってから
絶縁油の試験。
電灯変圧器
絶縁破壊電圧試験平均値37(kV)
全酸価試験値 0.12(mgKOH/g)
動力変圧器
絶縁破壊電圧試験平均値>50(kV)
全酸価試験値 0.04(mgKOH/g)
電灯のほうがやはり
劣化していますが
絶縁破壊電圧試験判定基準
20kV以上良
15k~20kV要注意 (要交換)
15kV未満不良 (至急要交換)
全酸価試験判定基準
0.2以下 良
0.2~0.4 要注意 (要交換)
0.4以上 不良 (至急要交換)
不良や要注意ではありませんが
劣化傾向であるのは
間違いないです。
来年の年次点検に向けて
年次点検報告書と一緒に
活性アルミナを入れさせてもらう
見積もりを提出する予定です。
コメント