去年の年次点検で
OCR連動試験を行ったところ
遮断が鈍く動作時間にタイムラグでてしまった
FujiのVCB
HA12B-HL W3-NA
注油してみたいのだが、
キュービクル内に保管されていた取説には
注油に関しては全く書いていなかったので
今年の年次点検では
手探りでやってみました。
注油口的なところはなさそうなので
まずは上部を開けてみる。
上部から機構部にはアクセスできず。
白いラベルが貼ってある中に機構部がある模様。
下部の赤丸のボルトとねじを外して
カバーを開けました。
(2022/05/22 画像追加しました)
機構部が見えました。
どこがどうっていうのはわからないので、
トリップコイルにはかけないよう気を付けて
回転しそうなところに
洗う気持ちでパーツクリーナーをかけてから
ペーストスプレーをかけてみました。
うまく作用したのか
VCBの動きはよくなりました。
不良指摘は出してあるVCBですが
いつ交換してもらえるか分かりませんので
とりあえず来年も様子を見ます。
帰ってから改めて手持ちの資料を
漁っていたら、注油資料を見つけたので
抜粋して掲載しておきます。
やはり下部からで正解だったようです。
今回使用したのは
KUREパーツクリーナー
プラスチックセーフと
富士電機指定の
ダイゾーニチモリ
ペーストスプレー。
パーツクリーナーは以前
コメントをいただきました方が
薦めていたもので
樹脂もあるから安心かなと。
コメント