試験業務で
リレー試験を実施。
高圧真空遮断器の更新工事が
同時にあったため、
連動確認のため
工事が終わってからの試験となりました。
![20220402183653.04.20.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20220402183653.04.20.jpg)
盤屋さんが工事に来たのですが、
VCBの補助接点
(取説では補助開閉器という名称)の
a接点の数が足りないと
困っている様子。
接点が何に使われているかの
調査確認をお手伝いしました。
a接点で使用しているものは3つ。
・VCB投入状態表示の赤ランプ用。
・DGR動作時のトリップコイル焼損防止のため
引き外し電源回路間に入れる用。
![20220402183656.34.11-1.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20220402183656.34.11-1.jpg)
・親切設計な盤で、
VCBからの入切接点が
試験端子として装備されている。
(写真のCBという2か所)
![20220402183655.16.36.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20220402183655.16.36.jpg)
富士電機VCBの
標準接点数は2a2bで
それ以上はオプション扱いと
取説に書いてありました。
型式にオプション接点が
反映されないようなので
型式だけの注文ではダメなようです。
(発注者が設置者なのか
元受けさんなのか盤屋さんなのかは不明)
![20220402183654.05.04-1.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20220402183654.05.04-1.jpg)
左は新型。右が旧型。
旧型は3a3bだったようです。
仕方がないので
優先順位が一番低い
VCB入切接点試験端子をなくすことにして
解決となりました。
![20220402183814.15.56.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20220402183814.15.56.jpg)
まとめられた制御線の探査で
インシュロックを切って
電線を引っ張って
接続箇所を探したりする場合があるので、
元に戻すために
細いインシュロックを
持っていたほうがいいと思います。
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