試験業務で
リレー試験を実施。
高圧真空遮断器の更新工事が
同時にあったため、
連動確認のため
工事が終わってからの試験となりました。

盤屋さんが工事に来たのですが、
VCBの補助接点
(取説では補助開閉器という名称)の
a接点の数が足りないと
困っている様子。
接点が何に使われているかの
調査確認をお手伝いしました。
a接点で使用しているものは3つ。
・VCB投入状態表示の赤ランプ用。
・DGR動作時のトリップコイル焼損防止のため
引き外し電源回路間に入れる用。

・親切設計な盤で、
VCBからの入切接点が
試験端子として装備されている。
(写真のCBという2か所)

富士電機VCBの
標準接点数は2a2bで
それ以上はオプション扱いと
取説に書いてありました。
型式にオプション接点が
反映されないようなので
型式だけの注文ではダメなようです。
(発注者が設置者なのか
元受けさんなのか盤屋さんなのかは不明)

左は新型。右が旧型。
旧型は3a3bだったようです。
仕方がないので
優先順位が一番低い
VCB入切接点試験端子をなくすことにして
解決となりました。

まとめられた制御線の探査で
インシュロックを切って
電線を引っ張って
接続箇所を探したりする場合があるので、
元に戻すために
細いインシュロックを
持っていたほうがいいと思います。
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