9月末、千葉県に試験業務手伝いに行ったとき、
避雷器の試験をやる機会があり、
試験器操作をやらせてもらいました。
試験器は
音羽電機 アレスタチェッカーAT-6P
直流で放電開始電圧または動作開始電圧を
測定するものそうです。
避雷器にはギャップ付とギャップレスというものがあり、
この日試験したのは明電舎製弁抵抗型避雷器。
(弁抵抗型がギャップ付ということらしい)
6kVk系で使われている定格電圧8.4kV用ギャップ付避雷器は
放電開始電圧DC20kV以上で良、これは交流の波高値として換算して
JEC-203規格でのAC13.9kV以上に相当するらしい。
定格電圧8.4kVのギャップレス避雷器の場合、
避雷器に1mA流した時の電圧が動作開始電圧になるらしく、
DC1mA印加時にDC14.3kV以上で良だそうです。
というのがある。これは交流での
試験ができるものだが重量が63kgもあって
現場に持っていきたくない代物。
父いわく、
「昔アレスタ試験の依頼があって仕方なく買ったが
1度しか使っていない」とのこと。
もったいないな。
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