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つくばの"すーさん"
電気管理技術者
つくば電気管理事務所です。
茨城県つくば市を拠点に
自家用電気工作物(高圧電気需要家)の
外部委託電気保安管理業務
および各種測定等試験業務を
おこなっております。

このブログでは
電気管理技術者(電気主任技術者)として
自家用電気工作物の
実務に関することや
各種業務で経験したことを
随時掲載しています。

発電機自動起動試験がうまくいかない

定期検査で

停電時の

発電機自動起動試験を

行いました。

通常なら、

停電→27動作→各VCB開放→発電機起動→

発電機からの受電VCB52Gが入って

非常系が活きます。

しかし、試験で停電掛けたところ、

発電機運転まで進みましたが

発電機受電VCBがいつまで待っても

入らず試験中止にして

なにが悪いのか調べ始めました。

図面はないし、

線番が対になってないので

どう追っかけてよいか

正直良くわかりません。

いろいろ観察してると、

盤内に

制御用蓄電池からDC100Vが入って

DC24V出力するスイッチング電源が

ありました。

なんとなく電圧を測ったところ

入力DC100Vは来ているのに

DC24Vの出力がない。

なんの電源なのかと配線追いかけたら 

三菱

アンダーボルテージディテクタ

T-48という

低電圧検出が動いていないことが判明。

これが原因か検証するため

リレー試験器からDC24Vを直接印加。

この状態で自動起動試験を実施したところ、

正常な切替まで確認できました。

特高の点検でVD故障なんて警報を

良く出しますが、ここには警報はなし。

原因が分かったのであとは

交換提案するだけです。

同じメーカー(TDKラムダ)で

スイッチング電源代替え器を

カタログで見つけました。

しかし代替え器となっているものは

入力電圧の仕様が

変わっていて合わなそうなので、

オムロン製でほどよいのが

あったのでこれで

交換提案しようと思います。

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