同協会所属の
先輩の代理で受託した、
電気工事店からの依頼で
他保安法人の管理する
太陽光発電所内の
高圧ケーブル耐圧試験。

山間部で電力会社接続部から
受電所まで
構内柱が何本も立っているのですが、
途中造成の関係で
構内柱の立て直しがあるらしく、
今回は仮設ケーブル敷設、
来月構内柱立て直し後の
本設ケーブル耐圧試験となる予定。

構内柱間で
両サイドケーブルヘッドが柱上なので、
末端の腕金に充電表示器を設置。
こちら足場釘がなかったので
高所作業車で上がって
置いてきてもらいました。

印加点は曻柱して、
3線渡りをかけて印加線を接続、
充電表示器を腕金に設置、
仮設なのでシールドアースはとらないと
言っているので(腕金にもアースなし)
地上で水を撒いてから
試験用兼用で
接地抵抗測定用の補助極を地面にさして、
シールド仮接地接続して
耐圧試験実施。
CVT 60sq×140m
計算上の充電電流
0.25nF×140m×3線=105nF≒341mA
リアクトル300mA分があれば
ちょうどいいはずなのでなので
200mA+300mAのリアクトルを
準備して行きました。
実測静電容量
110nF≒357mA
実測の充電電流
360mAでした。
自分が主技ならば
シールド接地落としてくれと
お願いするだろうが
今回意見する立場ではありません。
しかし、
CVTのシールド未設置での使用を
見たことないし、
耐圧でシールドアース繋ぎ忘れがあった時に
ジージー音がしたこともあり
心配ではあったので、
念のためシールド未接続のまま
6.6kVの印加も試してみました。
特に音が出るようなことも
なかったので仮設だし
大丈夫でしょう。たぶん。
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