同協会所属の
先輩の代理で受託した、
電気工事店からの依頼で
他保安法人の管理する
太陽光発電所内の
高圧ケーブル耐圧試験。
![20220103220334.24.36-1.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20220103220334.24.36-1.jpg)
山間部で電力会社接続部から
受電所まで
構内柱が何本も立っているのですが、
途中造成の関係で
構内柱の立て直しがあるらしく、
今回は仮設ケーブル敷設、
来月構内柱立て直し後の
本設ケーブル耐圧試験となる予定。
![20220103220335.46.44.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20220103220335.46.44.jpg)
構内柱間で
両サイドケーブルヘッドが柱上なので、
末端の腕金に充電表示器を設置。
こちら足場釘がなかったので
高所作業車で上がって
置いてきてもらいました。
![20220103220333.24.36.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20220103220333.24.36.jpg)
印加点は曻柱して、
3線渡りをかけて印加線を接続、
充電表示器を腕金に設置、
仮設なのでシールドアースはとらないと
言っているので(腕金にもアースなし)
地上で水を撒いてから
試験用兼用で
接地抵抗測定用の補助極を地面にさして、
シールド仮接地接続して
耐圧試験実施。
CVT 60sq×140m
計算上の充電電流
0.25nF×140m×3線=105nF≒341mA
リアクトル300mA分があれば
ちょうどいいはずなのでなので
200mA+300mAのリアクトルを
準備して行きました。
実測静電容量
110nF≒357mA
実測の充電電流
360mAでした。
自分が主技ならば
シールド接地落としてくれと
お願いするだろうが
今回意見する立場ではありません。
しかし、
CVTのシールド未設置での使用を
見たことないし、
耐圧でシールドアース繋ぎ忘れがあった時に
ジージー音がしたこともあり
心配ではあったので、
念のためシールド未接続のまま
6.6kVの印加も試してみました。
特に音が出るようなことも
なかったので仮設だし
大丈夫でしょう。たぶん。
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