昨日、東京某所での高圧ケーブルを
CV22sqからCVT22sqへ交換工事があり、
それに伴う耐圧試験に行った時のことです。

端末が終了し、最後の端子取り付けに
電気工事店がざわざわし始めました。

ケーブルをUGSにつなぐ端子は圧縮端子なのですが、
ダイスではスカスカです。
「14~22~38って書いてあるからいいんだよなぁ~?」
たしかに表記はあっていました。
しかしケーブル端末取説には

導体断面積(㎣)14・22
ダイス対角寸法(mm)12
となっており、ダイスを図ってみると
対角寸法が14mmありました。
残念ながらそのサイズのダイスがなくピンチでしたが、
私のお友達のとある青い服の会社に
泣きついて圧縮工具一式をお借りすることができ、
無事この日の作業を終えることができました。
(青い服の会社さん、本当にありがとうございました)
私も圧縮工具のダイスサイズをよく知らないので
帰ってググったところ、ケーブル端末メーカーの
谷川電機製作所のカタログにありました。


があり
銅端子は22sqでダイス対角寸法14mm、
銅管端子で22sqで12mmと違いがあるのですね。
たまにトラブルがあるからこそ
勉強になります。
ケーブル工事やUGS工事に携わるときには
工事店にその都度事前確認しよう。
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