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つくばの"すーさん"
電気管理技術者
つくば電気管理事務所です。
茨城県つくば市を拠点に
自家用電気工作物(高圧電気需要家)の
外部委託電気保安管理業務
および各種測定等試験業務を
おこなっております。

このブログでは
電気管理技術者(電気主任技術者)として
自家用電気工作物の
実務に関することや
各種業務で経験したことを
随時掲載しています。

ELBからMCCBに入れ替え

少し前の雨の日、

商用施設の外灯回路で

漏電があって

電気が点かない騒ぎがありました。

後日電気工事店が

訪問した際は雨が止んだ後で

絶縁不良は復活して不良回路不明。

切れたのは主幹漏電遮断器で

出先の屋外分電盤内は

すべて配線用遮断器だったので、

対策として

漏電遮断器に変更してくれました。

今月月次点検に行った際、

「またすべて点かなくなった」と

報告があり確認すると、

建物内にある分電盤内の

外灯主幹ELBがトリップしていました。

屋外ブレーカー交換後

確認しなかった

私に落ち度があったことですが、

主幹ELBと屋外分岐回路のELBが

両方とも感度電流30mAで保護協調とれておらず、

おそらく漏電が再度あったときに

主幹ELBが先に動作した模様。

ちょっと調べてみましたが

主幹に使われている

スリム型の漏電遮断器で

30mAより大きい設定や

遅延形は見当たりませんでしたので、

この場合

せめて出先側のELBを

感度電流15mAのものに

するべきだったと

思います。

対策として

予備回路のMCCBがあったので

ELB→MCCBに交換しました。

あとは

後日一部外灯が

点かなくなったら

ELBの切れた回路の照明器具を

絶縁復活してても

交換してもらってくれと

施設責任者様にお伝えしました。


〜後日譚〜

分岐回路用には高速形しかないこと、

動作電流では保護協調の意味がないと

指摘がありました。

参考にならない記事で

申し訳ありません。

〜〜〜〜〜〜

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