リレー交換に伴う
保護継電器試験に
行ってきました。
対象は
三菱 新型メルプロA
過電流継電器MOC-A3V-R
地絡継電器MGR-A3-R
不足電圧継電器MUV-A3-R
で新型の白いヤーツーになってから
初めて触りました。
(写真禁止の現場でした。)

(取説から抜粋1)
過電流継電器MOC-A3V-Rの
整定値スイッチを合わせて
デジタル表示で
整定値を確認しようと
CTTに電流2A程度流して見たところ、
“F.E.”という表示が出てしまい
表示選択スイッチをどういじっても
この表示のままで
ちょっと困ってしまいました。
取説をよく探してみたら
原因が載っていました。

(取説から抜粋2)
周波数誤り検出機能だそうで
(フリケンシーエラーということか)
50/60Hzのディップスイッチを
50Hzに切り替え忘れと判明、
ちゃんと切り替えたら
正常表示になりました。
(製造が西日本だからか初期が60Hzになってた)
旧メルプロAのMOC-A1V-Rには
こんな機能はなかったような気がします。
デジタルリレーは優秀だと
感心した風に誤魔化しました。
瞬時電流整定40Aとか
60A(双興電流トランスCR-50V100Aで試験)
だったのですが、
客先準備の電源で試験をしたところ
電圧ドロップがひどく
瞬時電流30Aちょいまで上がらず
始め自分たちのミスなのか
測定器トラブルなのかと
慌ててしまいました。
火器使用許可が必要な現場だったので
急遽許可を取って自前の発電機を使用。
無事試験をこなせました。
準備された電源は
どっからとって
何と併用されているか
わかったものじゃないので
注意が必要です。
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