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つくばの"すーさん"
電気管理技術者
つくば電気管理事務所です。
茨城県つくば市を拠点に
自家用電気工作物(高圧電気需要家)の
外部委託電気保安管理業務
および各種測定等試験業務を
おこなっております。

このブログでは
電気管理技術者(電気主任技術者)として
自家用電気工作物の
実務に関することや
各種業務で経験したことを
随時掲載しています。

高圧ケーブル直流劣化診断の記録計に関するご質問

当ブログを閲覧されている方から

ご質問をいただきました。

—-

直流ケーブル診断を年に数回実施しており、

ムサシのハイビットメガDI-11N

(双興hvt11とほぼ同仕様)と

ペンレコーダでやっていますが、

レコーダのインクが薄くなったり、

紙が風で煽られたりするので改善を考えています。

メモリーレコーダでは

フルスケールDC100mVのようで、

今の10mVより精度が落ちる&10分間記録できるか?

と悩んでいたら、安価な電圧ロガーMCR-4Vで

記録されている12/18付記事を拝見しました。

ただ、2018/4/26記事ではMCR-4Vの他に

日置ペンレコも使用されているようで、

普段はこちらで客先提出されているように

お見受けします。

使い分けしている理由を

差し支えなければ教えて下さいませんか。

—-

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 MCR-4Vとペンレコの使い分けに関してですが、

・自分の契約需要家での年次点検で

自分で測定する場合は

かさばらないMCR-4Vを使用。

試験業務でケーブル劣化診断の場合は

ペンレコを使用しております。

理由として、

・MCR-4Vやヒオキのメモハイ等デジタル測定器は

使いこまなければ操作に難があり

自分以外に測定をお願いするのが困難であること。

人に測定をもし任せた場合、

記録が本当に取れているかもちょっと不安です。

・ペンレコやメモハイなら

その場でグラフの確認できるが

MCR-4Vは記録したものをその場で

確認できない。

測定直後にお客様と測定結果について

グラフを見ながら

話し合いすることがあるし、

速報としてその場でコピーを

求められる場合もあることから

ペンレコ一択になる。

思いつく理由はこんなものです。

この件について

他の人からの意見を聞いたことはないのですが、

他の技術者さんたちは

何を使用しているのか、

他にいいものがあるのか、

測定器選定の理由は何なのかというのは

私も興味あるところです。

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