本日は試験業務でリレー試験を実施。

PASのSOG試験実施後、元請様からの指示で
トリップコイル絶縁抵抗とVa-Vc間のコイル抵抗測定も
依頼されました。
トリップコイルの絶縁抵抗は開閉器内部に水分混入が
ないかの確認、コイル抵抗は引外しが問題なくできるかの
確認です。
絶縁抵抗は500Vメガにて100MΩ以上で良好、
コイル抵抗は・・・無限大でした。
(戸上製のもので140Ω程度のはず)
普段コイル測定はあまりやらないけど
ほかでやった時はちゃんと140Ω程度測定できたのに
おかしいなと思い、手持ちの資料を確認。
最近の取説と古い取説を見比べてみると、


最近のPASはVa-Vc間に遮るものは
なく入切関係なく測定できるが、
古い型の場合、Va-Vc間に開閉器と
一緒に入切されるスイッチが入っており、
投入状態でなければトリップコイルの縁が
切れてしまうことがわかった。
こちらのPAS、開閉器は94年製ですが
SOGのみ更新されていて2009年製なので
かんちがいしやすいかも。
今日は一つ学ばせていただきました。

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