毎年お邪魔してます
霞ヶ浦に寄り添う場所にある
ポンプ場の試験業務にて。
運転中に3Eリレーが動作してしまい、
誤動作なのか
本当に過負荷だったのかわからないので
いつもはやっていない
3Eも試験してほしいとのことでした。

オムロン
SE-KQ1Nという型なんですが、
時限が反限時特性の
よくあるやつではなく
起動時ロック・瞬時動作形というもので
私は初めての試験となりました。



よくある反限時動作型だと
動作時間整定ツマミ(×1,×4選択)で合わせた数値は
電流整定値の600%入力時の動作時間ですが、
起動時ロック・瞬時動作形だと
動作電流整定値の
30%以上入力での動作を
ロックし続ける時間だそうです。
動作時間測定試験ですが、
取説には動作時間整定ツマミ最少にして
電流整定値の100%を
整定時間+2秒以上流してから
140%に急変させて
0.5s以下であることと
なっていました。
動作時間整定ツマミ整定値で
その時間+2s以上
整定値100%を流してから
140%急変で
ちゃんと瞬時動作することを
確認しました。
念のため初めから
140%入力で試験したら
だいたいツマミ通りの時間で
動作しました。
ということで4台ありましたが
すべて所定の性能であることを
確認できました。
あとは記録計でも仕掛けて
動作時の電流動向を
確認していただくしかないかなと
思いました。
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