先月、
UGSのSO(過電流)試験で
不動作域なのに動作してしまう症状があり、
UGSメーカーの戸上電機製作所に
現地で確認していただけることとなり、
再度試験を実施しました。
前回だけの症状だったら
どうしようかと思っていましたが、
今回も不動作0.4Aにもかかわらず
SO動作してしまいました。
戸上の技術者が
戸上電機製作所製
位相特性試験器
DGT-M2
にて試験を実施したら、
問題なく不動作が
確認できてしまいました。
ということは私の
双興
DGR-1000KDが悪いようだと
あれこれ考えてやっているうちに
原因がわかりました。
電流出力Kt-Ltを短絡させて
双興
クランプ電流計
LC-70Fの
ピークホールド機能で
電流を測定したところ、
出力のON,OFFスイッチでは
問題ないのですが
本体の電源スイッチで電源を切ると
2Aを超える電流が
瞬間的に発生してしまうことが
確認されました。
試験の際、0.4A程度の電流にして
補助電源と電流を同時に止めるため
電源スイッチで切っていたのですが、
切った際に大電流がかかってしまい
動作したものと判明しました。
UGSにはなんの問題もなかったのに
戸上電機さん、どうもすいませんでした。
まずは帰って、再度試験器の出力確認および、
うちにある
UGS試験で使いそうなほかの試験器の
確認も実施することにします。
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