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つくばの"すーさん"
電気管理技術者
つくば電気管理事務所です。
茨城県つくば市を拠点に
自家用電気工作物(高圧電気需要家)の
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および各種測定等試験業務を
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電気管理技術者(電気主任技術者)として
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UGSのSO(過電流)試験不具合のその後

先月、

UGSのSO(過電流)試験で

不動作域なのに動作してしまう症状があり、

UGSのSO試験の不調?

UGSメーカーの戸上電機製作所に

現地で確認していただけることとなり、

再度試験を実施しました。

前回だけの症状だったら

どうしようかと思っていましたが、

今回も不動作0.4Aにもかかわらず

SO動作してしまいました。

戸上の技術者が

戸上電機製作所製

位相特性試験器

DGT-M2

にて試験を実施したら、

問題なく不動作が

確認できてしまいました。

ということは私の

双興

DGR-1000KDが悪いようだと

あれこれ考えてやっているうちに

原因がわかりました。

電流出力Kt-Ltを短絡させて

双興

クランプ電流計

LC-70Fの

ピークホールド機能で

電流を測定したところ、

出力のON,OFFスイッチでは

問題ないのですが

本体の電源スイッチで電源を切ると

2Aを超える電流が

瞬間的に発生してしまうことが

確認されました。

試験の際、0.4A程度の電流にして

補助電源と電流を同時に止めるため

電源スイッチで切っていたのですが、

切った際に大電流がかかってしまい

動作したものと判明しました。

UGSにはなんの問題もなかったのに

戸上電機さん、どうもすいませんでした。

まずは帰って、再度試験器の出力確認および、

うちにある

UGS試験で使いそうなほかの試験器の

確認も実施することにします。

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