最近、
新設太陽光発電所の
使用前自己確認検査で
普段やらない
低圧の耐圧試験をやった時に
気づいたことです。
試験で使用した試験器は
いつも10350Vの耐圧試験で
使っている
双興電機製作所
多機能型試験装置
OCR-25CVGと
交流耐圧試験用トランス
T-13K15。
電圧計30Vレンジ
電圧計150Vレンジ
上記2つは
同じ電圧を印加中の
計器指針ですが、
レンジが違うのに
ほぼ同じ数値を指しています。
試験中テスターで
印加点の電圧を直読してて
試験器は30Vレンジで指針をみてたが
なんか数値が変だなと思っていました。
後日、仕事仲間と話していた時に
「双興の試験器の電圧計は
耐圧試験時にレンジ変えても
150Vレンジ固定になるらしく、
知り合いがそれを知らず
30Vレンジで電圧かけて
過剰な電圧で機器の何かを
壊したと聞いたことがある」
と聞きました。
これってかなり要注意ではと
取説を確認。
本当にそう書いてありました!
全く知りませんでした。
印加電圧直読しててほんと良かったと
思いました。
低圧耐圧試験なんてそうはやらないので
テプラ貼っときました。
それと、電圧印加中の
電圧計表示は、
双興製では耐トラの2次側1:1の出力電圧で
ムサシインテック製は耐トラ1次側に
かけてる電圧になるかと思います。
静電容量の大きな被試験物に
直読690V印加で
指針2V。
被試験物なしで
直読690V印加で
指針6V。
同じ690V印加状態でも
電圧計指針が大きく違っています。
きっと双興の耐トラ2次1:1出力は
容量が喰われて?
低く表示されるのか。
そしてムサシインテックなら
この心配は少ないのかとも
思いました。
今回の試験は学びが多かったです。
コメント