太陽光発電所の竣工検査続き。

地絡過電圧保護継電器試験。
オムロンのコジェネリレー
K2ZCシリーズものですが、
この形は初めて遭遇。
やることは一般的なものと同じでした。

このキュービクルには
変圧器励磁突入電流抑制機能付
高圧交流負荷開閉器
三菱 エネセーバ
型式 TES-G形が
ついています。
停電でLBS切、復電でLBS入にするため、

不足電圧継電器があります。
これの試験を行うにあたって、
右下のブレーカー2次が
27の電圧検出とエネセーバの
制御電源を兼ねているので、
試験電圧をブレーカー2次に入れて
保護継電器試験と連動動作確認を
同時に実施しました。
100Vから動作電圧整定値まで
下げて、リレーの動作とエネセーバの
LBS開放を確認、その後電圧を上げて
復帰とエネセーバが投入されることを
確認しようとしたところ
電圧が上がらなくなりました。

試験器
(双興 OCR-25CVG)の
電圧端子のヒューズ0.5Aが飛んでいました。
エネセーバを動かすほどの
容量がなかったようで
ヒューズを入れ替えて
リレー単独の試験回路に変更して
試験再開と思いましたが、
電圧が出ない。
壊れたかと思って
何度かスライダックを動かしているうちに
なぜか
復活しました。
内部回路に煤でも出て接触不良気味だった?
ともかく故障まで行かなくてよかったです。

帰ってからエネセーバの制御電源を確認したところ、
投入で始動電流実効値4.5A。
試験器側は40VAしかないので
とても足りません。
現場での試験器故障はつらいので
つぎからエネセーバが出てきたら
気を付けたいと思います。
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