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つくばの"すーさん"
電気管理技術者
つくば電気管理事務所です。
茨城県つくば市を拠点に
自家用電気工作物(高圧電気需要家)の
外部委託電気保安管理業務
および各種測定等試験業務を
おこなっております。

このブログでは
電気管理技術者(電気主任技術者)として
自家用電気工作物の
実務に関することや
各種業務で経験したことを
随時掲載しています。

太陽光発電所の竣工検査(今回のしくじり)

太陽光発電所の竣工検査続き。

地絡過電圧保護継電器試験。

オムロンのコジェネリレー

K2ZCシリーズものですが、

この形は初めて遭遇。

やることは一般的なものと同じでした。

このキュービクルには

変圧器励磁突入電流抑制機能付

高圧交流負荷開閉器

三菱 エネセーバ

型式 TES-G形が

ついています。

停電でLBS切、復電でLBS入にするため、

不足電圧継電器があります。

これの試験を行うにあたって、

右下のブレーカー2次が

27の電圧検出とエネセーバの

制御電源を兼ねているので、

試験電圧をブレーカー2次に入れて

保護継電器試験と連動動作確認を

同時に実施しました。

100Vから動作電圧整定値まで

下げて、リレーの動作とエネセーバの

LBS開放を確認、その後電圧を上げて

復帰とエネセーバが投入されることを

確認しようとしたところ

電圧が上がらなくなりました。

試験器

(双興 OCR-25CVG)の

電圧端子のヒューズ0.5Aが飛んでいました。

エネセーバを動かすほどの

容量がなかったようで

ヒューズを入れ替えて

リレー単独の試験回路に変更して

試験再開と思いましたが、

電圧が出ない。

壊れたかと思って

何度かスライダックを動かしているうちに

なぜか

復活しました。

内部回路に煤でも出て接触不良気味だった?

ともかく故障まで行かなくてよかったです。

帰ってからエネセーバの制御電源を確認したところ、

投入で始動電流実効値4.5A。

試験器側は40VAしかないので

とても足りません。

現場での試験器故障はつらいので

つぎからエネセーバが出てきたら

気を付けたいと思います。

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