MENU
最近のコメント
カテゴリー
つくばの"すーさん"
電気管理技術者
つくば電気管理事務所です。
茨城県つくば市を拠点に
自家用電気工作物(高圧電気需要家)の
外部委託電気保安管理業務
および各種測定等試験業務を
おこなっております。

このブログでは
電気管理技術者(電気主任技術者)として
自家用電気工作物の
実務に関することや
各種業務で経験したことを
随時掲載しています。

PASの絶縁抵抗測定の問い合わせ

ブログ経由で問い合わせを

いただきました。

こちらに書かせていただきます。

お世話になります。鉄道業にて電灯設備の設備管理をしている者です。貴社のブログを拝見しまして、施工技術の知識、経験の高さに弊社も検査を監督する立場として見習うべき視点を多々に感じました。そこでお聞きしたい点がいくつかあります。弊社では受電PASの検査にPAS本体のメガ測定を行っており、検査のたびに電力会社にPASの一次側と二次側のケーブルの切り離しを行っていただきPAS本体のメガ測定を行っていました。しかし高所作業による墜落のリスクと切り離しにかかるコスト面から、別方法での検査を考えておりました。ブログを拝見するにあたってSOG端子からPASのメガを測定するようでしたがその測定方法と、具体的な根拠があれば是非教えていただけませんか。まだまだ設備管理をするにあたって若輩者ではありますが、是非回答のほど宜しくお願い致します。

上記質問への返答ですが、

・当方ではPAS一次側については

外観目視点検、環境の確認(重塩害地域等)のみで、

費用面、安全面を加味して

絶縁抵抗測定は通常行っておりません。

かわりの管理としては充電中に

コロナ放電測定等を行うなどは有効かと思います。

また重塩害地区では、

毎年ではないが一次側を切り離して

清掃や絶縁抵抗測定を行うところもあるようです。

・SOG端子からの測定というのは

PAS内部に

水分侵入がないかの確認のため、

トリップコイルの絶縁抵抗測定を

500Vメガでおこなうことです。

高圧回路の絶縁抵抗の低下には関係しますが

高圧絶縁抵抗測定とは無関係です。

よろしくお願いします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

アップロードファイルの最大サイズ: 20 MB。 画像, 文書, スプレッドシート, テキスト をアップロードできます。 Youtube、Facebook、Twitter および他サービスへのリンクは自動的にコメント内に埋め込まれます。 ここにファイルをドロップ

目次