最近、
「1号柱周辺アスファルト等で
PASのA種の測定が
不可能な場合が
あったりします。
(補助極が打てない)
どうしてますか?」
とブログのコメント欄に
ありました。
そして本日早朝、
契約需要家様の
年次点検を実施、まさに
そんな状況だったので
本日使った補助極を
紹介いたします。
![20200313183543.jpeg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20200313183543.jpeg)
P極に電力会社の電柱から出ている
接地線を利用。(0.8Ω)
![20200313183600.jpeg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20200313183600.jpeg)
C極に道路挟んだ向かいが
砂利引きの隣地で
補助接地棒は
刺さりませんでしたが、
区画用の金属棒が刺さっていたので
それに接触させて
使用しました。 (120Ω)
![20200313184855.jpeg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20200313184855.jpeg)
電力会社の電柱が使えなかったと
仮定して、C極を
U字溝ふたの上に
ウエス敷いて
掃除用に持ち歩っている
水タンクから水をひたひたにして
補助接地棒を寝かせて接続。(>1000Ω)
わたしの接地抵抗計は
横河 3235で取説上
補助極10kΩまで測定可能と
なっていますのでA種の測定で試したところ、
東電柱接地抵抗を補助として使用した値と
-1Ωくらいの違いはありましたが
測定できました。
思いつく限りですが
ほかの機種の
補助接地抵抗の
測定に使用できる補助接地抵抗範囲を
確認したところ、
ムサシ ET-5(アナログ)5kΩ
ムサシ アースメガIE-31・32・32L(アナログ)5kΩ
HIOKI FT3151(アナログ)5kΩ
HIOKI FT6031(デジタル)50kΩ(20Ωレンジ分解能0.01Ωは5kΩ)
KYORITSU MODEL4102A(アナログ)確認できず
KYORITSU KEW4105DL(デジタル)20Ωレンジは0~10kΩ
となっていました。
メーカー取説によって
書き方が大雑把なものもあり
はっきりとはわかりませんが、
基本5kΩまでと思えばいいように感じました。
アナログの方が頑丈そうで
安心なんですが、
デジタルの性能や防水機能も
魅力的に感じます。
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