海近くの工業団地に建設中の
他社主任技術者の
新設現場へ
竣工検査を
(耐圧試験、保護継電器試験、
絶縁抵抗測定、接地抵抗測定)
請け負い行ってきました。
接地抵抗測定の際、
接地端子台に
常設の補助極が
準備されていたので
P,Cはそれを利用し
各極測定したのですが、
補助極P 250Ω
補助極C 350Ω
A種 22Ω
B種 32Ω
C種 22Ω
一号柱のA種 17Ω
補助極は測定に問題ない数値なのに
A,C種は10Ω超過していました。
電気工事屋に接地極を打ったときの
測定値を聞いたら
A種8Ωくらい出ていたとのこと。
海近くで砂地に近い土地柄で
前日に雨降っているし
晴れたことによって数値が
上がったのかなと思い
さらに聞いてみると、
測定時に補助極は
別に打って測ったとのこと。
それならと当方も補助極を
きっちり距離を取って
打ってから測ったところ、
補助極P 1000Ω
補助極C 600Ω
A種 8.0Ω
B種 17Ω
C種 8.5Ω
一号柱のA種 7.0Ω
補助極は高めでしたが
基準値内の数値が出ました。
常設補助極をどこらへんに打っているのかは
わかりませんが
きっと距離が近すぎるのかなと
思います。
仕方がないので、常設補助極は
使用しないよう養生していただきました。
誤った測定例が記載されているサイトを
見つけましたので掲載しておきます。
それと、
私が所属している
東京電気管理技術者協会が
出版している下記の本を
持っているのですが、
これにもちょっとだけ載っていました。
残念ながらもう絶版の模様。
2020.04 絶版ではなく
単に流通が少ないだけのようです。
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