先日、茨城県水戸市にある
茨城県労働福祉会館というところで
が開催する
フルハーネス型安全帯使用作業特別教育を
受講してきました。
学科の話ははしょります。
実技では
用意された4種類のフルハーネスの
試着会という感じでした。
ミドリ安全の背中にメッシュがあるタイプ。
絡まりにくくてよさそうですが、
肩ベルトの長さ調整がないものだったので
冬と夏の着ぶくれに対応しにくそう。
こっちは3M製の肩ベルトがダイヤルで
らくらく調節できるものでした。
楽だが、でっぱりが気になるのと
高そうな気がします。
3M製。ランヤードのフックをかけておくところですが、
開閉しなくても引っ張ればとれるので
なんとなく楽そう。
フルハーネスには腿ベルトが
V字型(ビキニ風になる)と
水平型(太ももに水平に巻ける)があり、
V字型は世界的にスタンダードで
水平型は
日本で増えているとのこと。
万が一宙づりになった場合、
水平型の方が股を圧迫されにくいとのこと。
TAITAN(サンコー)製。
ネットで各メーカーのものを
見てみましたが、
私が見た限りでは
柱上作業用に適しているのは
先日私が購入した
ツヨロン(藤井電工)と
TITAN(サンコー)だけと感じました。
ほかのメーカーでもそれっぽいのが
カタログにありましたが、
ミドリ安全は写真だけでまだ販売している様子は
なかったし、
3MのものはU字吊り用ランヤードが
柱上作業には向かなそうな感じ。
普通の胴ベルトなしのフルハーネスに
今までの柱上作業用安全帯を
組み合わせても大丈夫かとは思いますが、
講習の中で
過去に胴ベルト型安全帯で
宙吊りになってベルトが
胴から胸にずれて
胸部圧迫で死亡したという
事例説明がありました。
上記はうちのツヨロン フルハーネスですが、
柱上作業用安全帯を固定する
ベルトがついているので
ずれずに安心です。
講師が言っていましたが、
規格ではグローバルといっているが
製造責任の観点から
同じ製造者のもので揃えていないと
ハーネスの不具合による事故があった場合
責任が不透明になるから
なるべく
揃えるべきとのこと。
物もそろえたし
特別教育も完了したので
フルハーネス化はほぼ完了です。
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