先日、茨城県水戸市にある
茨城県労働福祉会館というところで
が開催する
フルハーネス型安全帯使用作業特別教育を
受講してきました。
![20200209073319.18.48-1-1.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20200209073319.18.48-1-1.jpg)
学科の話ははしょります。
実技では
用意された4種類のフルハーネスの
試着会という感じでした。
![20200209073320.32.15-1.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20200209073320.32.15-1.jpg)
ミドリ安全の背中にメッシュがあるタイプ。
絡まりにくくてよさそうですが、
肩ベルトの長さ調整がないものだったので
冬と夏の着ぶくれに対応しにくそう。
![20200209073321.31.18-2.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20200209073321.31.18-2.jpg)
こっちは3M製の肩ベルトがダイヤルで
らくらく調節できるものでした。
楽だが、でっぱりが気になるのと
高そうな気がします。
![20200209073322.36.48-1.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20200209073322.36.48-1.jpg)
3M製。ランヤードのフックをかけておくところですが、
開閉しなくても引っ張ればとれるので
なんとなく楽そう。
フルハーネスには腿ベルトが
V字型(ビキニ風になる)と
水平型(太ももに水平に巻ける)があり、
V字型は世界的にスタンダードで
水平型は
日本で増えているとのこと。
万が一宙づりになった場合、
水平型の方が股を圧迫されにくいとのこと。
![20200209073323.37.49-1.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20200209073323.37.49-1.jpg)
TAITAN(サンコー)製。
ネットで各メーカーのものを
見てみましたが、
私が見た限りでは
柱上作業用に適しているのは
先日私が購入した
ツヨロン(藤井電工)と
TITAN(サンコー)だけと感じました。
ほかのメーカーでもそれっぽいのが
カタログにありましたが、
ミドリ安全は写真だけでまだ販売している様子は
なかったし、
3MのものはU字吊り用ランヤードが
柱上作業には向かなそうな感じ。
普通の胴ベルトなしのフルハーネスに
今までの柱上作業用安全帯を
組み合わせても大丈夫かとは思いますが、
講習の中で
過去に胴ベルト型安全帯で
宙吊りになってベルトが
胴から胸にずれて
胸部圧迫で死亡したという
事例説明がありました。
![20200209195411.34.42-2.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20200209195411.34.42-2.jpg)
![20200209195447.35.15-2.jpg](https://toaru-d.com/wp-content/uploads/2023/08/20200209195447.35.15-2.jpg)
上記はうちのツヨロン フルハーネスですが、
柱上作業用安全帯を固定する
ベルトがついているので
ずれずに安心です。
講師が言っていましたが、
規格ではグローバルといっているが
製造責任の観点から
同じ製造者のもので揃えていないと
ハーネスの不具合による事故があった場合
責任が不透明になるから
なるべく
揃えるべきとのこと。
物もそろえたし
特別教育も完了したので
フルハーネス化はほぼ完了です。
コメント