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鈴木研志(すずきけんじ)
電気管理技術者
茨城県つくば市を拠点に、電力会社から高圧電力を供給される工場やビル等の電気設備の保安管理業務および各種測定等試験業務をおこなっております。

このブログでは電気管理技術者(電気主任技術者)として自家用電気工作物の実務に関することや各種業務で経験したことを掲載しています。

変流器二次回路に負担調整器がついていた

誰かの目に留まって

ご教授いただけたら嬉しいです。

東京でキュービクルの試験に

いったときに見たのですが、

計器用変流器の二次側回路に

上記写真の「負担調整器」と

いうものが接続されていました。

これまであまり見たことが

なかった気がするのですが、

どういうものか知らなかったので

ググりました。

三菱電機の

変流器カタログで確認できました。

二次回路に接続される負担の大きさが

変流器に必要な定格負担範囲より小さい場合に

使用するとなっていました。

想像ですが、

こちらでは

計器と保護継電器が

セットになったデジタルの

マルチリレーが使われており、

アナログの電流計や電力計などと比べて

回路インピーダンスが小さいから

つける必要があるのかなと

思いました。

違いますかね?

tanaka

初めまして電気保安法人で勤務していますtanakaと申します。まだまだ駆け出しで申し訳ないのですが気になって調べてみました。
変流器(CT)の誤差保証範囲は、「定格負担の25%~100%」の範囲とのことです。
使用負担(計器類とリード線の合計負担)が25%以上になるように後付で足して保証範囲に入るようにしているのではないでしょうか?

つくばの”すーさん”

tanakaさん>
ご意見ありがとうございます。

やちお

こんにちは。昔すこし設計をしてました。

負担調整器の目的ですが、過電流引き外し式における継電器接点の損傷防止とCT二次配線焼損防止等です。

定格負担40VA、n>10のCTを実負担10VAで使うことを考えます。
定格負担×定格負担におけるn=一定
ですので、実負担におけるn=40となります。
この時、高圧で短絡事故が発生すると、CT二次側には最大で、5×40=200A近い電流が流れることになります。実際にはCTの比誤差があるため、飽和により200Aを少し下回ります。
この状態で継電器b接点を電流しようとすると、接点損傷によりCB遮断不能に陥ります。また、二次側配線もIV2sq程度なので、焼損する可能性があります。
これを回避するために、負担調整器を接続し、CTの定格負担に近づけ実負担におけるnを小さくします。

つくばの”すーさん”

やちおさん>
詳しい説明ありがとうございます。

結論
・CT二次回路の焼損防止。
・過電流引き外し式の場合は継電器接点の損傷防止

  • 2019/10/06 12:28:49

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