2日間にかけて
高圧ケーブルの直流漏れ電流試験を
やってきました。

初日は、6kVCVT 100sq150mのケーブルを2条。
1相づつDC6kV,10kVともに10分間で試験。
ケーブルは解線しての試験だったので
E法で試験していたのですが、

S相10kVを印加したところ
写真の右のようなグラフになってしまったので、
端末をアルコールで拭いたり風が当たらないように
養生したりして再試験。
しかしグラフは改善されなかったので
ケーブル単体のはずだがG法でやってみました。
そしたら、なんだかすこぶる
良くなってしまいました。
翌日は、6kVCVT150sq約2kmの
ケーブル1条でした。
昨日のことがあり、亘長もかなり長いので

シールドに直流電流計をいれて
グラフ記録用電圧はこちらからとり、
単体E法とG法の電流値比較をしてみました。
亘長が長いせいか
10kVの漏えい電流は
0.1μAを超過しましたが、
おおむねE法とG法の電流値に
差異はありませんでした。
微妙な結果が出た場合の
良否判定がだしにくく
毎回困ります。
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