契約しております
太陽光発電所の
年次点検を実施してきました。
ここは
工場施設構内に
全量買い取りの太陽光発電所が
ある施設。
なので
1号柱にPASが2台乗っています。
点検中、PASの接地抵抗測定で
150~500Ω位をふらふらと
安定しない数値が出てしまいました。
新設時から管理させていただいてますが
昨年まではA種接地抵抗許容範囲内でした。
地上から望遠鏡で緑線の経路を
追ってみましたが、どうやら
既設の引込ケーブルブラケットのボルトから
分岐している模様。
しかしよくは見えないので昇柱してみました。
左が太陽光発電用のPASにつながる
接地線なのですが
巻き付けてしばってあるだけ。
そして右は既設設備のPASへ至る接地線ですが、
ねじやまに1周巻き付けてあるだけ。
既設の施工方法もひどいですが、
これにならって巻き付けだけで済ませるって
手抜きの連鎖ではないでしょうか。
私が竣工検査のとき、
上へは昇らず
地上からSOGのZ2端子で測定して
良にしただけなので
私にも責任があるのかもしれませんが、
そこまで面倒見なきゃならないんですか・・・
手直し改修したい気持ちは
あるのですが、
既設の設備は他の電気保安法人なので
わたしが触れる範疇ではありません。
設置者に報告して対応を
お願いするように伝えて撤収しました。
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