連休中に
高圧盤の耐圧試験がありました。
盤内は変圧器なし、
引込および送出ケーブル未接続の状態で
DSとVT,CT,母線、遮断器数台しか
入っていないだろうから
充電電流は微々たるものだと
思い込んで作業開始しました。
耐圧前絶縁抵抗測定を実施、
絶縁は良好だが測定後に
やたらメガの電圧計指針が
放電で振れるなと感じました。
そして、耐圧試験開始。
1000Vくらいまで昇圧したところで
充電電流は100mAまで上昇。
大きすぎるので
試験を一時中止しました。
盤内に
サージ吸収用コンデンサ(CRサプレッサ)
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(用途)
モータのインチング運転を行う場合の
サージ保護装置だそうです。
初めて見ました。
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というのが2台モーター回路用に
入っていたのが原因でした。
CRサプレッサ2台とも外して
盤の耐圧を再開。
充電電流は5175Vで9mAと
普通になりました。
1台のCRサプレッサの3相一括と対地間の
静電容量を測定したら147nFとでました。
納得の数値。
1台ずつ試験用リアクトルを使用し
耐圧試験を実施しました。
5175Vで240mAの充電電流でした。
帰ってからググりましたら
取説が出てきました。
しっかり注意事項が書いてありました。
今後は気を付けます。
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