深夜2時、
雷が近くでなっているときに
絶縁監視装置を設置している
お客様から停電メールを受信しました。
東電側の停電かなと思っていたが
しばらくたって東電ホームページを
見ても停電表示がない。
ということは・・・と翌朝
現場に行ってみたら
お客様だけ停電していました。

SOG動作でPAS開放してることを確認、
まずは受変電設備内を
目視確認、
その後5kVメガで絶縁抵抗測定しましたが、
よくはないけど地絡はなし。
ということは古いSOGが原因か。
私の人生において
戸上
LTR-L-D
という型だけ故障による不必要動作が
起きている気がします。
そこでリレー試験器をつなぎ
補助電源を入れたところ、

電源ランプ消失していますので
試験するまでもなく故障と判断。
念の為、開閉器側のZPD,ZCT故障はないかの
確認もしておきました。

いつどこで入手したか
わからない不具合調査フローを
スマホにいれていたので
これを見つつ、

開閉器側のZPD,ZCTに関するところを
試験器で印加して調査。

出力は問題ないことを確認。
戸上SOG故障を予想して
現場に来たので、
手持ちの現行品SOGを
緊急貸与品として
設置してから受電することにしました。

とりあえず
復旧しましたが、
お客様には
また不具合で停電する恐れがあると
脅しにも似た説明をして
PAS更新を強く推奨して帰りました。
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