工事店からの依頼で、ちょっと遠い場所での
PAS交換工事に伴う竣工検査を実施。
1号柱にあげる前に耐圧試験、
設置工事完了後に
SOG制御装置の
保護継電器試験とお決まりの流れ。
その保護継電器試験にて
ちょっとしたつまずきが
あったので書いてみました。
[PASの詳細]
メーカー エナジーサポート
(開閉器)
型式 CLD-AP317Se-C
製造年 2012.09
定格電流 300A
VT,LA内蔵
ステンレス製
(SOG制御装置)
型式 DGCL-R3-JV
製造年 2012.9
整定値 電圧整定=5%、電流整定=0.2A、時間整定=0.2s
リレー試験で、
最小動作電圧試験、最小動作電流試験のあと、
動作時間特性試験をIo整定値の130%にで
0.2sから測定してみると、何度やっても
0.6s台でしか動作しない!
新品で不良だなんて・・・
なんて思いつつよ~くSOGの時間整定を見てみると、
最低値0.2sのダイヤルの左に若干の遊びがあり。
左にめいいっぱい回してしまうと
画像に赤で書いた遊び部分まで回ってしまい
最大整定値の0.6sで動作してた模様。
改めて0.2sのところにちゃんと合わせたら
問題なく動作時間確認。
たしかにさー、四角の中に
「整定タップの位置は目盛に合わせてください。」
と書いてあるったって
そりゃないだろと思いました。
コメント