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つくばの"すーさん"
電気管理技術者
つくば電気管理事務所です。
茨城県つくば市を拠点に
自家用電気工作物(高圧電気需要家)の
外部委託電気保安管理業務
および各種測定等試験業務を
おこなっております。

このブログでは
電気管理技術者(電気主任技術者)として
自家用電気工作物の
実務に関することや
各種業務で経験したことを
随時掲載しています。

太陽電池の絶縁抵抗測定方法

今年度中に
太陽光発電所(高圧需要家、別引込単独発電所)を
受託する予定になりました。

正直、太陽光発電所の受託は初めてで、点検方法等も
現在知識が乏しいので勉強中です。

その中から
太陽電池の絶縁抵抗測定の方法を
ご紹介してみます。


ポイントは、
・発電状態にある太陽電池パネルの絶縁抵抗測定は、
系統の絶縁抵抗測定をそのまま適用せず、
出力端子の処理をしてから測定する。

(絶縁抵抗計は電圧が発生している状態の
太陽光パネルの測定はできないのて、
測定前に出力端子の前処理が必要)

測定前に、アレスタなどの雷保護用素子があれば
それらの素子の接地側を外しておく。
また、短絡用開閉器も外しておく。
次の手順にてPN間を短絡し、その後絶縁抵抗を測定する。

1、出力開閉器をOFFにする。
2、短絡保護用開閉器をOFFにする
(この状態ではまだ太陽電池に接続していない。)
3、すべての断路スイッチをOFFにする。
4、短絡用開閉器を図の位置
(逆流防止ダイオードの太陽電池側と遮断スイッチの間)
に接続する。
5、測定対象のストリングの断路スイッチをONにする。
6、短絡用開閉器をONにする。
7、仕様にあった絶縁抵抗計にて測定する。

たいそうなことを書いてるように見えるかもしれませんが、
実は測定器メーカーの株式会社HIOKI(http://hioki.jp)
開いて「太陽電池パネルの絶縁抵抗測定」と
検索して出てきたものです。
測定器メーカーはさすがですね。

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