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つくばの"すーさん"
電気管理技術者
つくば電気管理事務所です。
茨城県つくば市を拠点に
自家用電気工作物(高圧電気需要家)の
外部委託電気保安管理業務
および各種測定等試験業務を
おこなっております。

このブログでは
電気管理技術者(電気主任技術者)として
自家用電気工作物の
実務に関することや
各種業務で経験したことを
随時掲載しています。

接地の接触不良なんてあるんだ!

本日遠いところにあるポンプ場の
定期検査に参加。

PASの接地が接地端子箱に収められて立派です。

しかし、銅バーを外し単極で測定してみると、
A種なのに15Ωで指針が左右に振れている。

電圧があるのかと思いきや0Vなので
問題なし。

周囲を確認したところ、

地面に何やら鉄の蓋があって、開けてみると
接地極とIV線との接続点がありました。

そこで、接地極銅盤から直接測定したところ
5.5Ωで良好。
銅板にボルトナットで接続されている
圧着端子から測定すると15Ωをふにゃふにゃ。

接地端子盤内端子→接地極側銅板を測定すれば
0Ωにならなきゃいけないところ10Ωほど出た。

原因は銅板と圧着端子の接触面に緑錆が発生したため
接触不良になったと思われる。
しかしボルトでがっちり締め付けられてるのに
浸透するものですね。

処置として、接触面をばらして紙やすりで表面研磨、
接触面に導電性グリスと塗布、
最後にボルトナットを戻してから
グリースメイトで鉄が隠れるくらいにぶっかけて
手直ししました。

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